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【news+】ニュース速報スレ【全般】★7

1202名無し長右衛門:2009/03/31(火) 21:45:28
上場廃止 増える“倒産型” 不動産不況、新興勢力も沈む2009/3/21

 世界同時不況を受け、倒産で東京証券取引所の上場を廃止になった企業が、2008年は前年の5倍超に急増したことが分かった。09年も、今月までに倒産で上場廃止した(予定を含む)企業はすでに8社に上る。企業業績の悪化は長期化し、今後も倒産が増える懸念は強い。足元の株安も、上場廃止リスクとして企業にのしかかっており、株式市場の逆風が続く見通しだ。
 08年の東証1部・2部、東証マザーズの3市場の上場廃止企業は79社で、このうち、倒産による上場廃止が16社で約2割を占めた。デフレ不況を背景に、倒産企業が戦後2番目に多かった02年の20社に次ぐ高水準だ。
 民間調査会社の帝国データバンクによると、08年の倒産件数は1万2681社で、07年の1万959件から15.7%増加した。月別推移をみても、5月を除くすべての月で前年を上回り、企業の資金繰りが苦しくなる年末にかけても破綻(はたん)が相次いだ。
 上場を廃止した16社のうち、米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻をきっかけに金融危機が表面化した9月以降に、11社が集中している。業種別で目立ったのは建設・不動産の13社で、アーバンコーポレイションやモリモトなど新興不動産の上場廃止が続いた。
 こうした新興不動産は、外資系金融機関やファンドから調達した資金で積極的に投資し、短期間に上場してブランドと信用を補完するビジネスモデルで急成長してきた。しかし、金融危機で外資系の機関投資家が潮を引くように資金を引き揚げ、邦銀の貸し渋りも広がったことで、追い詰められた。
 上場して長い建設会社も、公共事業の減少などの直撃を受け、新井組など地方で「不況型倒産」が続出している。
 09年に入っても流れは止まらず、今月10日に会社更生法の適用を申請した不動産投資ファンド運営のパシフィックホールディングスをはじめ、4月までに上場を廃止する8社中、6社は建設・不動産関連だ。
 株安も、上場企業を脅かしている。東証は、時価総額が一定額を下回った場合に上場廃止や2部への降格(指定替え)をする基準である「時価総額基準」額を引き下げる措置を1月に導入した。
 急激な株安による連鎖で、「優良企業まで株安で上場廃止に追い込まれる可能性がある」(東証)ためだが、市場の低迷に歯止めがかからなければ、投資家離れを招き、企業の信用が失墜する悪循環を招きかねない。企業のIPO(新規株式公開)も期待薄な中で、上場企業がじりじり減っていくシナリオが警戒されている。(阿部賢一郎)
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200903210049a.nwc




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