レス数が1スレッドの最大レス数(1500件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
【news+】ニュース速報スレ【全般】★2
-
新幹線VS航空機、春のダイヤ改正で競争激化
3月14日20時50分配信 産経新聞
JR各社の15日のダイヤ改正を機に、新幹線と航空機の顧客争奪戦が激しさを増しそうだ。JR東海、西日本は東京−広島間の「のぞみ」の運航を1時間2本から3本に増発。東日本はダイヤ改正にあわせ、電子マネー機能付き携帯電話を使って営業区間内の各新幹線をこれまでよりも割安な料金で利用できる新チケットレスサービスを始める。日本航空、全日本空輸はこれに対抗し、カード会員向け新割引運賃の導入を決定、空と陸で激しい火花が散っている。
今回のダイヤ改正に伴い、JR東海は静粛性に優れ、利用者に人気が高い最新車両「N700系」の運航本数を東京−新大阪間で従来の1日30本から43本に増発。品川、新横浜両駅への全列車停車で利用者の交通アクセスも便利にする。
さらに、JR東海は29日から、従来の会員制ネット予約サービス「エクスプレス予約」を拡充。JR東が始める新チケットレスサービス「モバイルSuica特急券」と連携し、専用ICカードや携帯電話を使った東海道新幹線でのチケットレスサービス「EX−IC(エクスプレスIC)」を開始。ビジネス客をターゲットに、航空機利用者の切り崩しを図る構えだ。
JR東の「モバイルSuica特急券」は、電子マネー付き携帯電話をICカード乗車券として活用するサービス。チケットはネット上の専用サイトから携帯電話やパソコンで購入し、代金は登録したクレジットカードから引き落とされる。
運賃には、自由席と指定席のどちらも同額で利用できる新料金体系を導入。東京−仙台間で片道9700円(通常指定席1万590円)など東北新幹線で従来比平均9%安のお得な料金とした。
一方、原油高と新幹線の激しい「対空砲火」のダブルパンチで、苦しい立場に立つ航空会社側は顧客引き留めに躍起だ。
日本航空と全日本空輸は利便性向上のため、すでに携帯電話やICカードを使った簡易搭乗サービスを導入。4月1日搭乗分からはカード会員を対象に、搭乗日当日まで予約・購入でき、使い勝手がよい新たな割引運賃「ビジネスきっぷ」を国内線全路線に導入する。
とくに「のぞみ」の増発の影響が見込まれる路線では大幅な割引率を設定。羽田−広島線の最大割引率を約42%、羽田−岡山線を約44%にしており、「新幹線に流れる顧客を最小限に抑えたい」(日航)考え。
ただ、燃油高騰が収益を圧迫する中、安定したビジネス顧客の新幹線への流出が始まれば、大幅値下げによる「消耗戦」は自らの首を絞めることになりかねない。
|
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板