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<調書引用>逮捕の医師、著者に見せた際に公表を認識
10月18日3時2分配信 毎日新聞
奈良県田原本町で母子3人が死亡した放火殺人事件を巡る供述調書流出事件で、奈良地検に刑法の秘密漏示容疑で逮捕された医師、崎浜盛三容疑者(49)=京都市左京区下鴨西本町=がフリージャーナリストの草薙厚子さんに供述調書などを見せた際、公表されることを認識していたことが17日、分かった。接見した堀和幸弁護士(京都弁護士会)が明らかにした。
草薙さんは著書「僕はパパを殺すことに決めた」(講談社)で、殺人などの非行事実で中等少年院送致となった当時高校1年の長男(17)の供述調書を引用。調べでは、崎浜容疑者は昨年10月、鑑定資料として提供された長男の供述調書の写しなどを、京都市内の自宅やホテルで草薙さんに見せた疑い。
奈良地検の任意の事情聴取などに対し、崎浜容疑者はこれまで、草薙さんから「(供述調書の内容の一部を)本などに載せるかもしれないが、コピーは一切とらないので見せてほしい」と繰り返し頼まれ、「見るだけなら」と考え、応じたと話していた。
堀弁護士によると、崎浜容疑者は「草薙さんはジャーナリストで、書物を含めて(調書の内容が)何らかの形で世の中に発表されると当然認識していた。だまされたり脅されたりしたわけでもなく、金品の授受はない」と説明したという。
一方、奈良地裁は17日、堀弁護士が「任意の聴取に応じ証拠隠滅や逃亡の恐れはない」として、崎浜容疑者の拘置を取り消すよう求めた準抗告を受理した。【高瀬浩平、黒岩揺光】
◇講談社が第三者含む調査委で検証
講談社は17日、本書の出版の経緯や意義について、第三者を含む調査委員会を設けて検証を行うと、ホームページで発表した。
発表文書によると、奈良地検の捜査を「到底容認できるものではない」と批判。「取材活動は正当であったと考えている」とする一方、「本来あってはならない出版・報道に対する権力の介入を引き起こしてしまった社会的責任を社として痛感」と記し、遺族や逮捕された鑑定医、関係者に対しては「まことに申し訳なく思っております」とおわびの言葉をつらねている。
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最終更新:10月18日12時40分
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