したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第26回参議院議員選挙(2022年)

977チバQ:2022/06/15(水) 23:37:00
https://www.kochinews.co.jp/article/detail/570445
2022.06.10 08:29

急転直下 「選択肢」に困惑と期待―乱戦合区 徳島・高知 戦いの構図(上)
高知新聞社
6月22日公示、7月10日投開票が見込まれる参院選。3度目の合区選挙となる徳島・高知区は、自民党現職と共産党新人の与野党対決にNHK党新人が絡む戦いとみられていたが、5月末以降、国民民主党と日本維新の会を含む新人3人が名乗りを上げ、一気に乱戦模様になった。その構図を追う。

 6月2日夜。徳島市のホテルの一室に、国民徳島県連の関係者が顔をそろえた。党代表代行で、高知県連代表でもある大塚耕平参院議員も同席した幹事会の議題は、徳島・高知区の対応だった。

 会合は約1時間。元高知県議、前田強氏(39)の擁立が決まると、参加者は「ガンバロー」と気勢を上げ、前田氏も「自民でも共産でもない、中道改革の選択肢を示す」と強調した。前日に野党第1党の立憲民主党が候補擁立を断念したばかりとあって、「選択肢」の言葉におのずと力がこもった。

■擁立“強行”
 ただ、県内野党関係者にとってこの出馬表明は急転直下の出来事。「公示まで1カ月もないのに」「なぜ前田氏が」と困惑をもって受け止められた。

 国民は今年3月末に高知県連を立ち上げたが、大塚代表ら役員は全て党参院議員。地方議員はゼロで、参院選の比例票掘り起こしが主眼の“ペーパー会社”と目されていた。旧国民の県連代表を務めた前田氏は、3年前の県議選高知市区で苦杯をなめ、政界を引退したはずだった。

 一方、徳島では2月、県議2人を中心に国民県連が発足し、合区選挙区への擁立を模索。断念しかけたところに手を挙げたのが前田氏だったという。徳島県連の黒崎章代表(徳島県議)は「最近になって前田氏が、『僕が行きます』と自分で判断してくれた」と喜ぶ。

 6月1日、急きょ高知入りした大塚氏は立民県連や連合高知を回り、前田氏の支援が得られるか感触を探った。

 しかし、返答はいずれも「組織として応援はできない」。関係者は、下話なしに擁立作業や県連設立を進めた国民側への不信感もあると指摘。それでも国民は翌日、前田氏の擁立発表を“強行”した。

■「友党」
 高知県の旧民主党勢力が国民と距離を置く大きな理由は、その政治スタンスにある。

 玉木雄一郎代表は「対決より解決」を掲げ、政府の当初予算案に賛成。野党共闘の共通政策となってきた安保法制撤回について「党として違憲とは考えていない」(大塚氏)とし、労組を批判する維新との協調姿勢も示す。「自分たちの考えと距離が離れすぎている」「前田氏との関係はあっても党は別だ」との声は多い。

 6月4日の立民徳島県連の大会。「友党」として来賓出席した国民の黒崎氏は「皆さま方にも賛同をたまわりたい」と前田氏への支援を呼び掛けた。高知より立民と国民の関係が近い徳島だが、立民関係者は「高知県連と歩調を合わせて対応する」と淡々と話した。

 一方、共産を含む野党共闘に否定的だった支持層からは「投票先ができた」と歓迎する声もある。前田氏に向けられる困惑と期待。「選択肢」の存在意義をいかに示せるかが問われる。(報道部・大山泰志、福田一昂)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板