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第26回参議院議員選挙(2022年)

907チバQ:2022/06/08(水) 22:56:02
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20220603-OYT1T50335/
[政治の現場]参院選前夜<2>国民に接近 自民思惑…公明けん制、野党分断も
2022/06/04 05:00
参院選2022 政治の現場
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 5月中旬、国民民主党代表の玉木雄一郎(53)の携帯を自民党幹事長の茂木敏充(66)が鳴らした。用件は、国民の現職がいる参院選山形選挙区(改選定数1)への対応だった。茂木は申し訳なさそうに「うちも候補者を立てることになりました」と打ち明けた。

[政治の現場]参院選前夜<4>顔見えぬ 立民の苦悩…泉氏 本音は中道志向
 自民執行部は当初、山形の候補擁立見送りを国民との選挙協力の象徴にする腹づもりだった。ところが、独自の情勢調査の結果が良かったこともあり、強まった党内の主戦論を抑えきれなかった。


 自・国の連携は昨年末に進展した。水面下で動いたのが、法相の古川禎久(56)と国民国会対策委員長の古川元久(56)だ。一字違いの名前の2人は東大同期。連名で政策提言などを手がけ、近い関係にある。この「古古ライン」で協力の可能性を探り、茂木や自民副総裁の麻生太郎(81)が玉木らと秘密裏に面会や連絡を重ね、肉付けした。

 国民は衆参23議員の小所帯だ。玉木には「存在感を発揮するには政策しかない」との思いが強い。原油高対策でガソリン税を一時的に下げる「トリガー条項」を巡り、自民は発動にこだわる国民を巧みに引き寄せた。

 成果は早速、上がった。2月下旬に行われた今年度予算案の衆院採決で、国民が異例の賛成に回ったのだ。3月4日には、首相(自民総裁)の岸田文雄(64)と公明党代表の山口那津男(69)、玉木による3党首会談が実現し、政策協議の枠組みが動き出した。

 「実際に賃上げを実現し、あなたたちの陳情に一番対応しているのは自民党だ」

 3月16日夜、東京都内の日本料理店。麻生は国民の支援団体、連合会長の芳野友子(56)と日本酒を酌み交わしながらこう語り、さらにたたみかけた。「うちに付いてくれなくてもいいんですよ。立憲民主をやらなければそれでいい」

 麻生らが国民や連合との関係を重視するのは、こうした野党分断に加え、「連立相手に第2の選択肢がある」として公明をけん制する思惑がある。

 今年で23年目となる自公連立は、参院選で党本部主導の相互推薦が見送られ、今年度補正予算案の提出を巡って調整が難航するなど、あつれきが目立つ。

 自民の選挙での「公明依存」が進み、公明の支持母体・創価学会の発言力が増したことが背景にある。連立 黎明れいめい 期を知る幹部が政界を次々と去り、個人的なパイプが細ったことも混乱に拍車をかけた。

 自民執行部には、国民に閣僚ポスト一つを譲る「自公国連立論」がくすぶる。「学会の支援者は高齢化していく。新社会人が毎年加わる連合を味方に付けた方がいいのは明らかだ」。幹部はこう理由を説明する。

 自・国がひそかに近づく中、当初、蚊帳の外に置かれていた公明は国民の動きに意表をつかれた。

 「え! 賛成するんですか」

 衆院での予算案採決前、山口は玉木から携帯に連絡を受け、思わず聞き返した。予算案賛成は与党入りの布石ともとれるためだ。玉木の「野党の立場でです」との言葉に、山口は「合意の幅が広がるのは望ましい」とホッとした様子を見せた。

 公明と国民は「生活者重視」の共通点がある。3党の政策協議では、家族を介護する若年層「ヤングケアラー」への支援拡充を巡り、自民をそろって突き上げた。とはいえ、連立参加となると話は別だ。公明幹部は「互いに空気のような存在に溶け合った自公体制にひびが入るとは思えない」と自信を示しつつ、自民の動きに不安ものぞかせる。

 自民内には、国民の取り込みや公明軽視を危うく見る向きもある。公明と関係が深い自民元幹事長の二階俊博(83)は「国民に自民と一緒にやる馬力があるのかよ」と突き放す。二階と近い総務会長代行の森山裕(77)も山形で国民現職を推薦する案が浮上すると、「野党候補を自民が応援したことはない」と森山派の会合で激しく異を唱えた。

 自公国の連携は微妙な温度差を抱えつつ、参院選を経てどこに向かうのか――。その行方によっては与野党の構図が塗りかわる可能性がある。(敬称略)


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