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第26回参議院議員選挙(2022年)

827チバQ:2022/05/31(火) 19:39:21
https://news.goo.ne.jp/article/jbpress/politics/jbpress-70350.html
参院選目前、岸田内閣の支持率が高い謎と野党低迷の必然
2022/05/31 07:00JBpress

(筆坂 秀世:元参議院議員、政治評論家)

 今年は参議院選挙が行われる。7月10日投票の可能性が高いと言われている。だとすれば公示まですでに1カ月を切ったことになる。そのわりには選挙の雰囲気があまりない。緊迫した情勢が続くロシアによるウクライナへの侵略戦争があることも影響しているのかもしれない。

 だが、それだけではない。強い与党と弱い野党があまりにもクッキリしていることも影響しているように思えてならない。

つかみ所のない岸田内閣
 岸田文雄内閣は発足時から不思議な内閣であった。普通、新しい内閣が発足した時には、“ご祝儀相場”と言われるように、比較的高い支持が寄せられる。2009年に麻生太郎内閣から鳩山由紀夫内閣に代わったときは、政権交代ということもあって麻生内閣の15%から72%へと57ポイントも跳ね上がった。これは極端な例だが、2020年に安倍晋三内閣から菅義偉内閣に代わったときも内閣支持率は34%から62%へと28ポイントも跳ね上がった。

 だが昨年(2021年)、菅内閣から岸田内閣に代わったときは、30%から49%へと19ポイントしか上がらなかった。新内閣の支持が50%を割ってしまったのだ。ほぼ“ご祝儀相場”はなかったということだ(いずれもNHKの世論調査)。

 だがその後、調査の度にじりじりと支持率を上げてきたのが岸田内閣である。比較的与党にきつめに出る朝日新聞の世論調査(5月実施)でも「支持する」は前月より4ポイント増え、59%になっている。共同通信社が5月に実施した全国電話世論調査でも岸田内閣の支持率は61.5%になっており、前月の前回調査に比べ2.8ポイント上昇し、発足後最高となっている。

 この理由には、コロナ対策が評価されていることが大きいと思われる。安倍内閣でも、菅内閣でも、コロナ対策でつまずいてしまった面がある。効果も薄い小さい布マスクの配布などは、世紀の愚策だった。菅内閣はワクチン接種を大いに進めたが、ワクチン確保を厚労省任せにしたためワクチン確保が後手に回ってしまった。そのためスタートが各国に比べて遅かった。現在の厚労省の弱点をさらけ出したものだった。その上、肝心の菅首相が国民に説得力を持って語ることができなかった。菅内閣の支持率の急落はこれが一番大きかったかもしれない。

 ところが朝日新聞の世論調査では、岸田内閣のコロナ対策に対して、「評価する」が62%で、「評価しない」の32%を大きく上回っている。岸田内閣が行ったことは、感染力の強いオミクロン株が広がる中で、外国人の入国規制を厳しく行ったことだ。ワクチン接種が劇的に進んだわけでも、PCR検査が飛躍的に増えたわけでもない。医療体制も同様だ。

 経済政策や物価対策も同様で、朝日新聞世論調査によれば、岸田内閣の経済政策について、「期待できる」はわずか34%で、「期待できない」は56%にもなっている。物価上昇に対する岸田内閣の対応についても、「評価する」は前月より9ポイントも減り、わずか23%に過ぎない。一方「評価しない」は、13ポイントも増え66%になっている。

 世論調査というものは、もともと絶対的なものではない。相対的なものだ。軍事費を増やすべきだという声が強くなっているのも、ロシアのウクライナ侵略が起こったからだ。

 岸田首相も、まだ実績がそれほどあるわけではない。それはこれからだ。ただ、“一生懸命に頑張っている”“悪いことをやる人には見えない”という雰囲気が岸田首相の持ち味になっている。安倍元首相や菅前首相などを見ていると、この持ち味は大事なことかもしれない。事実、野党は突きどころがなくて困っているように思えてならない。


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