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第26回参議院議員選挙(2022年)

1584チバQ:2022/12/29(木) 10:10:35
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_policy_XVPVWP4WBZMYXCRY5GXEB3SKJA.html
年の瀬記者ノート 参院選 「合併選挙」の神奈川選挙区は大激戦
2022/12/29 09:58産経新聞

年の瀬記者ノート 参院選 「合併選挙」の神奈川選挙区は大激戦

支持を呼び掛ける自民党の三原じゅん子氏(右)=7月、横浜市

(産経新聞)

夏の参院選(6月22日公示、7月10日投開票)の神奈川選挙区は3年前の参院選の欠員1の補充も同時に行う同選挙区初の「合併選挙」となった。5議席を巡って過去最多の22人が立候補した選挙は自民党と立憲民主党がそれぞれ2人を擁立。終わってみれば自民と日本維新の会の躍進が目立つ結果となったが、最後まで順位が読めない激しい展開が繰り広げられた。(大島直之)

自民は議席増の好機ととらえ三原じゅん子氏、浅尾慶一郎氏を擁立。三原氏は1位、浅尾氏は4位でともに任期6年の4位以内で当選した。同選挙区での2人擁立は平成10年以来24年ぶり。この年はいずれも落選する「共倒れ」に終わっており、そのリベンジを果たした格好だ。

終わってみれば大勝に見えるが、2人を4位以内に当選させるため票をいかに分け合うかという難しさも垣間見えた。知名度に勝る三原氏は街頭演説や写真撮影に応じ交流サイト(SNS)を活用し、浅尾氏は国会議員や県議と企業などを回ることで浸透を図った。三原氏は医療福祉での実績、浅尾氏は経済政策や元衆院議員の実績とそれぞれの強みを打ち出す戦略が奏功した。

「票を奪い合うのでなく、切磋琢磨で当選に向かって走った結果だ」。選挙後、小泉進次郎県連会長はこう振り返った。自民が推薦した公明党の三浦信祐氏も3位で再選し、政権与党の存在感を見せつけた。

意外だったのが、維新の元職だった松沢成文氏が2位当選し、健在ぶりをみせたことだ。欠員1の合併選挙をもたらしたのは松沢氏の横浜市長選出馬に伴う自動失職であり、その補充の選挙に自らが立候補することへの批判も懸念されたが、元知事の知名度は強かった。

令和3年10月の衆院選で第三極として関西を中心に議席を大幅に増やした維新の「風」も感じさせた。維新本拠地の大阪で記者自身が今年4月まで勤務し、選挙取材で体感していた目に見える維新人気はないものの、支持の浸透を示した格好だ。来春の統一地方選では県内50人程度の候補者擁立を準備しており、その結果次第では維新は勢いづきそうだ。

一方、迷走を印象づけたのは水野素子氏、寺崎雄介氏の2人を擁立した立民だ。公示までの過程で共倒れを避けるため候補者一本化も模索されたが、調整しきれず選挙戦に突入。自民とは異なって両陣営の棲み分けなどの連携も見えなかった。

選挙終盤に党本部が2人当選が難しいとの情勢を踏まえて水野氏に応援を集中させることを決定した際は、寺崎氏陣営が記者会見で異議を唱える異例の展開もたどった。結果は水野氏が任期3年となる5位に滑り込み、合併選挙のおかげで共倒れを免れた格好だ。

選挙結果や対立などに関して一部からは当時の県連の執行部の責任を問う声も上がった。選挙後はパワーハラスメント問題で3人の男性県議が党員資格停止処分を受けており、今年秋に発足した新執行部による組織立て直しが急がれる。

参院選の期間中に自民の安倍晋三元首相が銃撃され、その後に噴出した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題などによって政府・自民への風当たりは厳しさを増している。物価高対策、安全保障政策など論点も多い。新型コロナウイルスでダメージを受けた地域経済、少子高齢化対策など県内の課題も待ったなしだ。各党は来春の統一地方選で民意の審判を受けることになる。

■合併選挙 改選議員の通常選挙に合わせ、非改選議員の補欠選挙が同時に行われる選挙。今夏の神奈川選挙区では令和元年に当選した松沢成文氏が3年8月の横浜市長選に立候補、自動失職して欠員が生じたため、実施された。公職選挙法の規定で定数の4分の1超の欠員が生じなければすぐに補選は行われない。定数4の神奈川選挙区での欠員1もこのケースに該当したため合併選挙となった。任期は当選4位までは6年となるが、5位は非改選議員の補欠当選の扱いになることから3年となる。


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