[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
第26回参議院議員選挙(2022年)
1561
:
チバQ
:2022/07/21(木) 20:35:56
遺族会は議席守れず
終戦から77年となることしの参院選では、戦没者の遺族が支えてきた議席が失われた。
主に太平洋戦争で亡くなった戦没者の遺族らでつくる日本遺族会の政治団体は、現職の水落敏栄を「組織内候補」として擁立し、4回目の当選を目指したが、かなわなかった。
演説する水落敏栄
自民党の比例代表の獲得議席は18議席。水落は上から23番目で涙を飲んだ。
前身の「日本遺族厚生連盟」が昭和25年の参院選で「組織内候補」を当選させて以来、議席を保ってきたが、今回で途絶えた。
自身の父親を空襲で亡くした水落は、日本遺族会の会長も務めている。
総理大臣を務めた橋本龍太郎と、自民党元幹事長の古賀誠
日本遺族会の会長は、総理大臣を務めた橋本龍太郎や、自民党元幹事長の古賀誠など実力者が務めてきた。
しかし、6年前の選挙での水落の得票は11万4485票。
自民党が獲得した比例代表の19議席のうち、下から2番目の18位での辛勝だった。
水落自身、今回は立候補を見送ることも考えたが、「次世代につなぐ議席を残したい」と決心したという。
「ウクライナでは、地下道で何万人もの人が、着るものがなく食べるものがなく赤ちゃんのミルクもない状況で苦しんでいる。戦争ほど悲惨なものはなく、日本で悲惨な戦争が人々から忘れ去られようとしている中、平和を訴えていきたい」
今回の選挙で水落は、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、改めて平和の大切さを訴えの中心に据えた。
ただ、戦争遺児の平均年齢は80歳を超えている。
遺族会の会員も年々減り、新型コロナでの外出自粛の影響もあり、水落の選挙準備は遅れていた。
そのため、選挙戦終盤で水落は、遺族会の会員以外での支持を固めようと出身地の新潟に張り付いて活動を強化した。
自身が所属する自民党岸田派ナンバー2で外務大臣の林芳正に応援を依頼。
得票の上積みを図った。
林芳正外務大臣の応援
「ロシアによるウクライナ侵略の中で、平和を守ることが、いまほどこの言葉が身にしみることはない。水落さんの大きな力を世界の平和のために使って頂けるかは、みなさんにかかっている」
選挙期間中、連日の猛暑。
79歳の水落にとって厳しい環境の中、最後の力を振り絞って追い上げを図ったものの、及ばなかった。
水落は選挙のあと、遺族会が議席を失ったことは戦後の1つの節目だと指摘した。
「組織の高齢化を感じた選挙の結果だった。各地で集会を開いて支持の拡大をお願いしても、6年前ほど広がっていく実感は得られなかった。私が国会議員でなくなっても、戦争の悲惨さを次の世代につなぐ政治をどうにか続けて欲しい」
新たな支持層獲得へ
今回の選挙で、自民党トップの52万8053票を獲得したのが、漫画家の赤松健だ。
漫画家の赤松健
「ラブひな」や「魔法先生ネギま!」といったヒット作を世に送り出し、コミックスの累計発行部数は5000万部を超えるヒットメーカーで、全国を駆けめぐった選挙カーには、みずからのマンガのキャラクターが全面に描かれた。
選挙カーにはマンガ
赤松は選挙戦で、マンガやアニメなどが過度に規制されず、豊かな創作活動ができる社会の実現を訴えるとともに、日本文化の海外輸出や海賊版対策の強化を与党の立場から実現したいと強調した。
「私が重要視していくのは何と言っても表現の自由。クリエーターが創作活動しやすい環境づくりを実現し、表現の自由を守って著作権を有効活用していく」
作業する赤松
赤松は日本漫画家協会の常務理事を務め、政治との関わりを持ってきた。
その1つが平成26年に成立した改正児童ポルノ法だ。
当初、自民・公明両党や日本維新の会が共同で提出した改正案には、「マンガやアニメなどが児童の権利侵害にどう影響を及ぼすかについて調査し、必要な措置をとる」という内容が盛り込まれ、これが表現の自由の制限につながるのではないかとの懸念が広がった。
赤松は、仲間の漫画家などとともに法務大臣や野党の代表らのもとを訪れ、表現の自由の重要性を訴えた。
その後、与野党の協議を経て、懸念された文言は条文から削除された。
赤松はこの時、クリエーターにとって重要な表現の自由が政治によって制限されかねないという経験をした。
それが今回、国会議員を目指すきっかけの1つになった。
特定の組織や団体の支援がない赤松の選挙戦は、若者やマンガが好きな層に投票を呼びかけることが柱となった。
街頭演説は東京・秋葉原や大阪・日本橋など、アニメやマンガの聖地と呼ばれる場所を中心に行った。
また、党内でもネットやSNSの事情通として知られる参議院議員・山田太郎の協力も得て戦略を練った。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板