したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第26回参議院議員選挙(2022年)

1555チバQ:2022/07/21(木) 20:34:01
維新の戦略は2つあった。
ひとつは、県内でも高い人気を誇る党の副代表の吉村・大阪府知事ら、幹部を招いて、党の“風”を巻き起こすこと。
そして、もうひとつは、自民の牙城とされてきた地域にも積極的に足を運び、自民支持層の切り崩しを図ることだった。


決戦始まる
6月22日、18日間の選挙戦がスタートした。
NHKが県内に12ある全ての市で実施した期日前出口調査を見てみると、序盤は自民・佐藤氏が、2位以下の維新・中川氏らに一定程度の差を付けてリード。その「差」が生まれている背景として、佐藤氏を推薦する公明支持層が熱心に期日前投票に出かけていることがうかがい知れた。
ただ細かく見てみると、自民支持層で佐藤氏に投票したのは7割台。選挙に強い陣営であれば支持層の8割以上を固めることが一般的だが、その数値よりやや低めの結果に、支持層内部で票の取りこぼしの可能性が見て取れた。また、無党派層からの投票は、維新・立民に次ぐ3番手となっていた。

―選挙戦後半になると、無党派層の投票が伸び、自民と維新との差が縮まってくるかもしれない-

そう思いながら、取材を進めていた7月4日。
一部報道で、「中川・佐藤 競り合う」という見出しの記事が掲載された。
選挙報道の世界では、具体的な数値に言及しなくても、名前の掲載順などで強弱や差がうかがえるように表現されることが多い。
佐藤氏の陣営に激震が走った。

維新の真の姿とは
この日、佐藤氏の陣営では、緊急の選対会議などが相次いで招集され、戦略の練り直しと体制の立て直しが図られた。県内各地の衆議院議員の事務所などから新たにスタッフが投入され、運動スケジュールも見直された。選挙カーを走らせることの多かった運動スタイルを、こまめにスポット演説と呼ばれる辻立ちを行う方法に変更。演説の内容も、他の候補との差別化をより図るため、「外交安全保障」を訴えることに重きを置くことにした。


ただ、佐藤氏の陣営内部では、この段階でも維新の勢いの真の姿を捉えきれずにいた。
幹部のひとりは、「われわれの情勢分析では、差を付けて優位に立っているはずだ。なぜ報道で真逆の分析記事が出るのだろうか」と首をかしげ、別の関係者も、「維新の認知度が高まっていることは事実だと思うが、迫られ、追い抜かれるほどまでには至っていないのではないか」と漏らしていた。

本人はどうか。早朝、駅での辻立ちを終えたところで声をかけると、まっすぐに前を向きながら、こう答えた。
「維新から追われているとは思うが、選挙戦を通じて、手応えも次第に感じられるようになっている。報道が出たことで、陣営内が引き締まることにもつながる。あと一歩、もう一歩頑張るよ」

取材班にとっても、維新の勢いはどこまで迫っているのか、そして自民の手堅さはどの程度、確実なものなのか、見極めることが宿題となっていた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板