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第26回参議院議員選挙(2022年)

1542チバQ:2022/07/19(火) 20:30:48
https://kahoku.news/articles/20220713khn000001.html
同床異夢 自民、勝利のみで結束 <参院選宮城・大差の裏側>
2022年7月13日 6:00

5選を決め、支持者に頭を下げる桜井氏(左から3人目)=10日午後8時10分ごろ、仙台市宮城野区の事務所

 圧勝の余韻はなかった。

 参院選宮城選挙区(改選数1)で組織戦を展開し、5選を飾った自民党現職の桜井充氏(66)。投開票日の10日夜、仙台市宮城野区の事務所で開いた報告会はわずか50分間で終了が告げられ、約80人の大半は潮が引くように会場を去った。

 「勝利」の一点で結束するが、思惑はそれぞれ。自民に蓄積された政治作法を象徴する場面が、あちこちに顔を出した。

本音を隠さず
 「桜井さんが当選したら、市町村はお返しを期待している」

 公示日の6月22日朝。青葉区の勾当台公園であった第一声でマイクを握った渥美巌東松島市長は、際どい本音を隠さなかった。

 33人の市町村長が名を連ねた「首長の会」の代表世話人として、具体的な支援策の音頭を取った。市長500枚、町村長300枚の法定はがきを後援会関係者に送り、遊説先でマイクを握ることをノルマとした。

 県内一円の支援は、自民に入党したばかりの桜井氏にとって、当選への大きな原動力になった。

 人口減で税収増が見通せない自治体の不安と、政権与党に移籍したベテラン議員への期待。有力首長の一人は公示直後に豪語した。

 「あのな、桜井は使えるんだぞ」

「石川氏は人質」
 宮城選挙区では自民現職が2016年、19年と連敗。公認候補選びは党本部が主導し、4月の世論調査で上位となった桜井氏を公認。県連が推した前県議会議長の県議石川光次郎氏(55)は、3年後の宮城選挙区での擁立が内定した。

 桜井氏は県連の会合や仙台市内の街頭演説など事あるごとに「3年後の石川さんにいいバトンをつなぎたい」と発言。理解を求めたが、県連関係者の動揺と反発は収まらなかった。

 「今回自分を応援しないと、『3年後はどうなるか分かるよな』と言っているようなもの」。中堅県議は「石川さんは人質だ」と語気を強めた。

 県連幹部は「トップスピードで走っていた方向が180度変わった。『やってられない』と嘆く党員は少なくなかった」と明かす。

 それでも、選挙戦に入ると「みんな党人、組織の人間」でスクラムを組むのが自民の懐の深さか。来年の県議選を見据え、自前の後援会を試運転するしたたかな議員もいた。

 選挙中、自己紹介では必ず「自民党公認」のフレーズから入った桜井氏。宮城選挙区で最多となる5回目の当選を決めた10日夜の報告会では「これからは胸を張って自民党議員として働かせていただきたい」と決意を新たにした。

 発言を聞いた県連関係者がつぶやいた。「結局、自民党は『自分党』。仲間として受け入れられるかどうかとは別の問題だ」
(報道部・樋渡慎弥)


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