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第26回参議院議員選挙(2022年)

1533チバQ:2022/07/15(金) 20:02:18
https://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/feature/CO059152/20220715-OYTAT50014/
基盤強化「簡単ではない」
野党「選挙の申し子」頼り
2022/07/15 19:48
参院選・青森
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当選確実となり、田名部定男・立民県連選対本部長と握手を交わす田名部匡代(左から2人目)。会場には、社民党県連や連合青森の幹部も駆けつけた(10日、青森市で)

 参院選青森選挙区(改選定数1)は、立憲民主党の現職、田名部匡代が再選を果たし、県内唯一の野党の国会議席を死守した。選挙戦から見えてきた与野党の課題を検証する。

立民の田名部匡代さん、誕生日に当確で万歳…「多様な意見を国会に届ける」
 投票締め切り直後の10日午後8時過ぎ、田名部の支持者らが集まる青森市本町の県労働福祉会館に、「田名部氏が当選確実」の一報が流れた。間もなく、姿を見せた田名部はこう語った。「間違いではないのかと、一瞬戸惑いがありました」

 報道各社が開票作業を待たずして当選確実を報じるのは、独自調査などをもとに相手候補の逆転が不可能と判断できる場合だけだ。田名部は過去の国政選で接戦が続いていた。開口一番に出た言葉は、本人も驚くほどの大勝だったことを表す。自民党の新人、斉藤直飛人との票差は、当時の自民現職の候補と戦った6年前の7・5倍、6万744票まで広がった。

 勝因の一つは、全国的に不発が目立った野党間の候補者調整に成功した上、共産党の自主支援を取り付けたことだ。共産は今回、田名部を「野党統一候補」にこそ位置づけなかったが、街頭に並び立たない以外は「6年前と同じ」(共産)支援態勢で臨み、支持層向けのパンフレットには「選挙区は、たなぶまさよさんを応援します」と記した。読売新聞の出口調査では、共産支持層の約8割が田名部に票を投じていた。

 また、現職として知名度で勝った点も大きかった。公示直前には、参議院決算委員会で岸田首相を相手に岸田派に所属していた議員の疑惑を追及する姿がテレビで繰り返し報道され、多くの有権者の目に触れた。街頭演説では持ち前の 愛嬌あいきょう で聴衆に駆け寄る姿も目立ち、読売新聞の調査では無党派層の7割から支持を集め、斉藤を圧倒した。立民県連選対本部長の田名部定男は「選挙の申し子」と最大級の賛辞を贈る。

 ただ共産が今回、自主支援にとどめたのは、昨年の衆院選以降、立民最大の支援団体・連合を含む野党勢力間の関係が微妙になったためだ。連合は立民に対し、共産と距離を取るよう要求。一方、共産は、立民に昨年の衆院選前に結んだ「限定的な閣外からの協力」の合意維持を求めた。

 立民と共産は今回、合意を「棚上げ」することで青森選挙区での候補者調整に道を開いた。だが将来、「棚卸し」が必要になる時は必ず訪れる。共産県委員会委員長の畑中孝之は参院選から一夜明けた11日、憲法改正や防衛費など国家観に関わる議題を念頭に、今後の野党連携について「戦いの旗印や構えは当然問われる」とくぎを刺した。

 選挙区で大勝した一方、立民は比例選で自民に倍以上の差をつけられた。野党勢力は旧民主党以降、分裂を繰り返し、弱体化が進む。選挙区は「匡代個人が取った票だ」(田名部定男)との声があるように、立民が政権批判票の受け皿となるには基盤強化が不可欠だ。

 ただ、基盤強化は田名部が初当選した6年前から指摘されてきた課題でもある。11日、青森市内で開かれた記者会見で、田名部は「毎回の課題で、簡単ではない」と認めた。

 会見では、さらに「政権選択の野党第1党としての役割を果たせるように、もっと力をつけないといけない」とも語った田名部。立民が自民と 伍ご して戦い、政権の選択肢の一翼を担うことができるのか。次の試金石となるのは、投票まで残り1年を切った統一地方選だ。(敬称略)

当選確実となり、田名部定男・立民県連選対本部長と握手を交わす田名部匡代(左から2人目)。会場には、社民党県連や連合青森の幹部も駆けつけた(10日、青森市で)


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