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第26回参議院議員選挙(2022年)

1519チバQ:2022/07/14(木) 21:09:35
https://www.yamagata-np.jp/news/202207/12/kj_2022071200304.php
参院選県区・政戦の軌跡(1) 国民の舟山氏勝利
2022/7/12 08:42

当選確実の報を受け、長沢豊選対本部長(左)に握手を求める舟山康江氏(右)=10日夜、山形市の選挙事務所
 第26回参院選県選挙区(改選数1)は、国民民主党現職の舟山康江氏(56)が自民党新人の大内理加氏(59)=公明党推薦=との事実上の一騎打ちを制した。候補者擁立を巡る自民の迷走と野党共闘の崩壊に始まった攻防は、過去に類を見ないほど混迷の度合いを深めた。戦いの軌跡を探る。(文中敬称略)

 最後まで気が抜けない戦いだった。10日夜、山形市の選挙事務所に響いた万歳には、この日まで紆余(うよ)曲折を経た末の安堵(あんど)と達成感が凝縮されていた。支援者を前にした舟山は「なかなか構図が決まらず、非常にやりにくい、分かりにくい、そんな選挙だった」と切り出した。

 「敵の迷走」が事態を複雑化させた。政府の2022年度予算に賛成した国民への配慮として、自民が擁立見送りを模索。前回選挙で共闘した共産党は独自候補を擁立し、協力関係にある立憲民主党県連内にも舟山支援への異論が出た。共闘が揺らぐ状況下で自民は一転して擁立を決定し、組織力で急追した。

政権批判を前面に

 舟山は公示後、抑え気味だった政権批判を前面に出した。立民、国民、連合山形の2党1団体に無所属議員を加えた組織を軸とし、さらに幅広く非自民系の受け皿となることを明確に示した。街頭や遊説で「私は多様な声、多様な組織に支えられている」と繰り返した。

 舟山の訴えと自民の追い上げは、距離を置いていた組織を引き寄せる。立民を支持する自治労系の労組は、国民民主の憲法改正を巡る動きなどに反発し、当初は動きが鈍かった。だが吉村美栄子知事が舟山事務所を訪問した2日、連合山形会長の舩山整ではなく、あえて自治労県本部執行委員長が舟山の横で音頭を取り、気勢を上げた。職員労組の動きが活発化したことを示す、結束のアピールだった。

 勝利に沸く10日夜の選挙事務所で、立民県連代表の石黒覚は「仲間の85〜90%をまとめた。私たちのつながりがあれば、彼女しか選択肢はない」と手応えを語った。党本部間で摩擦が生じても、本県における両党の結束は揺らがないと強調した。国民県連会長の青柳安展も「石黒代表との信頼関係」と胸を張る。

 さらに舟山には、2期12年の実績と過去4回選挙を戦った経験があった。大物弁士を次々と投入して空中戦を展開する自民に対し、「草の根の力」で抗戦。東京から来県する自民の大物弁士を逆手に「山形に住んでいる人の声が大切だ」とのメッセージを発した。

 無党派に浸透したことに加え、自民支持層、そして共闘が崩れた共産票も取り込んだ。強みの農業票を手放さなかった。陣営幹部の一人も「党派よりも地力だった。2期12年の足跡は大きく評価された。全国的な野党大敗の中、よく持ちこたえている」とたたえた。

注目される距離感

 今後の立ち位置について舟山はこれまで同様、自公政権に対峙(たいじ)する野党の立場と明言した。「是々非々で課題解決する。具体的にどう物事を進めていくのかが問われている。与党も含めた議論の場で答えを見つけていく」。

 国民と自民の距離感は引き続き注目され続ける。石黒は立ち位置を巡り批判を受けてきた舟山を「つらいこともあったろう」と思いやり、信頼感をにじませた。「新しい時代の国政のあり様について、きっと舟山さんなりに、私たちが納得できるような進め方をしてくれるだろう」


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