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第26回参議院議員選挙(2022年)

1518チバQ:2022/07/14(木) 21:07:37
https://kahoku.news/articles/20220712khn000001.html
共闘変質 野党「非共産」で苦悩 <参院選宮城・大差の裏側>
2022年7月12日 6:00

 参院選宮城選挙区(改選数1)は、自民党現職の桜井充氏(66)が立憲民主党新人の小畑仁子(きみこ)氏(44)を20万票余りの大差で破り、5選を果たした。手痛い敗戦を喫した野党勢力、底力を見せつけた巨大与党。18日間の激闘の裏側に迫った。


落選が確実になり、支持者からねぎらいの花束を受け取る小畑氏(右)=10日午後8時25分ごろ、仙台市青葉区の事務所
 快進撃を続けてきた宮城の野党共闘が、大きな挫折を味わった。

 10日午後8時、開票開始直後に桜井氏の当選確実が報じられると、仙台市青葉区にある小畑氏の事務所は重苦しい雰囲気に包まれた。立民県連の鎌田さゆり選対委員長(衆院2区)は「完敗です」と語り、深々と頭を下げた。

 2016、19年の参院選で共闘態勢を築き、自民現職に連勝した野党勢力。小畑氏の支援については市民団体を介して立民、共産両党の県組織が協力を確認した。連合が「非共産」を鮮明にし、立民党本部も共産と一定の距離を保ったことが大きな理由だ。

応援しづらい
 過去2回と異なり、政党は推薦を出さず、政策協定も結ばなかった。共産関係者は「応援に力を入れにくかった。支持者からも『誰に投票すればいいのか』と聞かれた」と打ち明けた。

 共産側はポスター張りなど選挙活動にほとんど関われず、応援のマイクを握る個人演説会も限られた。「頼まれれば何でもやりたい気持ちはあるのだが…」。もどかしさと共に立民への不満が募った。

 共同通信社の出口調査によると、共産支持層の71・5%が小畑氏に投票。19年の立民候補に対する84・4%から10ポイント以上も減少し、結束のほころびが浮かび上がる。

 連合傘下の産別労組の支援政党が立民、国民民主両党で分かれる「股裂き」状態も影を落とした。連合宮城が推薦した小畑氏への国民支持層の投票は34・1%。6年前まで旧民主党、旧民進党の公認で戦った桜井氏への36・6%を下回った。

全て中途半端
 17年の仙台市長選も制し、宮城の野党勢力は共闘の先進地を自負してきた。「中央」の事情に振り回された末の敗北に、小畑氏の陣営関係者は「共産が表に出られず、連合も立民、国民で割れる。全て中途半端な状態で戦わざるを得なかった」と嘆いた。

 最終盤の7日夕、JR仙台駅西口であった街頭演説会。立民県連の安住淳代表(衆院5区)は、共産県委員会の中島康博委員長と公示後初めて並び立ち「市民と野党の共闘を今後も維持したい」と声を張り上げた。

 全国に32ある1人区で野党が候補者一本化を進めた16年は11勝、19年は10勝を挙げたが、乱立した今回は4勝にとどまった。安住、中島両氏は野党共闘が必要との認識を共有するものの、勝利への道のりを再構築するのは容易ではない。

 立民県連幹部は限界を指摘する。「県レベルで戦う態勢を整えても、全国的な野党共闘の盛り上がりがなければ厳しい」
(報道部・東野滋)


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