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第26回参議院議員選挙(2022年)

1515チバQ:2022/07/14(木) 21:02:49
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/85903
連載[参議院選挙新潟選挙区・分水嶺の激闘]<下>立民 野党間の融和策不発
2022/7/13 15:00
支援政党、団体関係者が結集した森裕子氏(右から3人目)の最終街頭演説=新潟市中央区

 「自民党は総力戦だったが、皆さんの奮闘で最後の最後まで分からない戦いに押し込んでいただいた」

 参院選新潟選挙区(改選数1)で、自民新人の小林一大(かずひろ)氏(49)に敗れた立憲民主党現職の森裕子氏(66)。投開票日の10日夜、敗戦濃厚となり、新潟市中央区のホテルに集まった支援者に深く頭を下げた。

 自民、立民とも最重点区に位置付けた新潟選挙区では接戦が続いた。当初は野党間の足並みがそろわなかったが中盤以降、「一体感が高まってきた」と陣営関係者は口をそろえた。

 実際、新潟日報社が投開票日に実施した出口調査で森氏は、立民、共産、社民各党支持層の9割以上を固めた。それでも約7万票差をつけられ、自民に議席を明け渡した。

■    ■

 「8日朝まではイケイケドンドンだった」。森氏を支えた連合新潟の牧野茂夫会長は振り返る。しかし、8日昼に発生した安倍晋三元首相の銃撃事件によって風向きは変わった。

 8日は森氏陣営にとって戦略上重要な日だった。公示前から応援要請していた、連合の芳野友子会長の来援が決定。連合新潟が間に入り、今回は野党共闘の枠組みから外れた国民民主党県連の上杉知之代表を招き、森氏と並び立たせて立民と国民の融和を演出する予定だった。しかし、事件を受けて上杉代表は欠席し、もくろみは崩れた。

 自民を鋭く批判してきた森氏の演説にも影響した。定番だった「アベノミクスは失敗」といった個人名を連想させるフレーズは消えた。立民県連関係者は「無党派層の票が自民に流れてしまった」と話す。

 一方、森氏を支援した米山隆一衆院議員(新潟5区)は「事件の影響は大きかったが、陣営が現代選挙に対応できていなかった」と別の視点で敗因を語る。自民側はキャッチフレーズをつくって爽やかさを押し出し、SNS(交流サイト)の運用も効果的で、総合的なプロデュースがなされていたとみる。対する森氏陣営は街頭演説など従来の手法が中心で、後れを取ったという。

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 2016年の参院選で当選した森氏は、共産党を含む野党共闘路線に先鞭(せんべん)をつけた。本県の共闘の象徴ともいえる森氏が国会から去ることで、共闘の在り方は再考を迫られることになる。

 今参院選で立民は全国でも議席を減らし、退潮した。立民県連幹事長の大渕健県議は「総括しなければならない。日本維新の会が伸びており、改革を求める中間層が取り込めていない」と話す。

 立民県連代表の菊田真紀子衆院議員(新潟4区)は「小さな野党が内輪で争っているようでは、期待感は生まれない。多党化した野党を一つに近づける努力をしなければいけない」とし、再結集の必要性を語る。

 立民が存在感を発揮するには、地域で手足となる地方議員が必要不可欠だ。県議会の勢力で29人を擁する自民に対し、立民は大渕氏1人のみ。来春の統一地方選で地歩を固められるか、戦略が問われていく。

=おわり=


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