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第26回参議院議員選挙(2022年)

1514チバQ:2022/07/14(木) 21:01:44
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/85403
連載[参議院選挙新潟選挙区・分水嶺の激闘]<上>自民 挙党態勢、議席を奪還
2022/7/12 12:00
(最終更新: 2022/7/13 9:19)
選挙戦最後の街頭演説会に来援し、小林一大氏(右から2人目)への支持を呼びかけた岸田文雄首相=7月9日、新潟市中央区

 参院選新潟選挙区が1人区になった2016年以降、3度目の与野党対決は自民党が1議席を奪還する結果で幕を下ろした。挙党態勢で勝利をもぎ取った自民の小林一大(かずひろ)氏(49)の陣営に対し、野党間の足並みの乱れから議席を守れなかった立憲民主党の森裕子氏(66)。近年、国政選挙で野党共闘が優位を保ってきた新潟県だが、今回の選挙結果は勢力図が変化する分水嶺(れい)となった可能性もある。激闘を振り返り、今後の与野党の課題を探る。

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 古町十字路内からあふれた聴衆が、柾谷小路沿いの歩道にもひしめく。党本部の街宣車「あさかぜ号」の上で党総裁の岸田文雄首相が「この新潟選挙区で負けるわけにはいかない」と声を張り上げると、賛同の声と大きな拍手で沸いた。

 9日、小林一大氏の陣営が新潟市中央区の中心部で開いた選挙戦最後の街頭演説会。地方都市のこの地を総裁自らが選挙戦締めくくりの場に選んだ。異例の対応は、自民にとって党を挙げた「総力戦」なのだと一層、印象づけた。

 前日に安倍晋三元首相が銃撃され急死した事件が起きたことも、必勝の雰囲気を高めていた。

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 小林氏には知名度不足などの不安要素があった。補うように党本部が取った戦術の一つが、応援弁士やスタッフを「過去に例がないほど」(県連幹部)本県に送り込む物量作戦だ。

 陣営関係者はその一例として、県内にわずかでも縁故のある党本部職員が現地に入り「1票でも掘り起こそうと動いていた」と明かす。中には10年以上前に退職した人もいた。首相が率いる党内派閥「宏池会」からも多くの議員秘書が本県入りし、企業の票固めなどに動いた。

 選挙戦終盤に2度も来援するなど、岸田首相自身の新潟への思い入れは際立った。序盤には自ら小林氏の携帯電話を鳴らし、「厳しい戦いだが、頑張ろう」と激励した。

 小林氏には宏池会入りがささやかれる。ただ、ロシアによるウクライナ侵攻でエネルギー安全保障が政権運営の焦点となる中、ある陣営関係者は首相の政策的な意図を推し量る。「原発を抱える新潟を重視する姿勢を見せたのではないか」

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 国政選挙では17、21年の衆院選小選挙区でいずれも野党に2勝4敗と負け越すなど、本県の自民は苦杯をなめ続けてきた。今回の勝利が反転攻勢の第一歩になると県連幹部はみる。現場の陣頭指揮を執った県連前幹事長の小野峯生県議は、秋の新潟市長選や来春の統一地方選を見据え「今後につながる戦いができたのは間違いない」と話す。

 ただ、次期衆院選を順風満帆で迎えられるとは限らない。「1票の格差」を是正するための新たな区割りでは、県内の選挙区が現行の6から5に減る。自民現職7人による公認争いなど今後の曲折は必至で、今参院選のように一枚岩になれるかは不透明だからだ。

 10日夜、小林氏の勝利の余韻がさめやらぬ中、県連会長の高鳥修一衆院議員は、参院選が終わるまで衆院の新区割りを意識した発言を控えていたと明かした。「身内で椅子取り合戦をしているように見える」。近い将来、起き得る事態を言い表すようだった。


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