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第26回参議院議員選挙(2022年)

1507チバQ:2022/07/14(木) 20:57:27
https://www.tokyo-np.co.jp/article/189480?rct=ibr_san22
参院選茨城 戦い終えて(中) 自民・加藤明良 県議団束ねた「70万票」
2022年7月14日 07時46分
自民党副総裁の麻生太郎(手前左から2人目)らとともに気勢を上げる加藤明良(同3人目)。水戸周辺以外での知名度向上が課題だった=7月7日、結城市で
自民党副総裁の麻生太郎(手前左から2人目)らとともに気勢を上げる加藤明良(同3人目)。水戸周辺以外での知名度向上が課題だった=7月7日、結城市で

 岸田派、茂木派、麻生派、二階派。そして、参院選期間中に銃撃され死亡した元首相の安倍晋三率いる安倍派-。自民党県議(当時)の加藤明良が参院選茨城選挙区(改選数二)に立候補を表明したのは昨年十二月末だが、加藤のもとにはそれ以前から、早くも党の各派閥から入会の誘いがあったという。自民にとって、それくらい「楽勝ムード」が漂っていた。
 自民・岡田広、立憲民主党・郡司彰のベテラン現職二人の引退表明を受け、十五年ぶりに新人同士の戦いとなった茨城選挙区。郡司の後継候補擁立を巡る立民と国民民主党の調整は難航が予想されたことから、自民には当初、一九七一年以来の「二議席独占」を目指すべきだとの意見もあった。
 だが五月の大型連休前に、連合茨城が立てた堂込(どうごみ)麻紀子が立民と国民の実質的な「統一候補」に決まったことで、二人擁立論はしぼむ。その瞬間、加藤の一位当選は事実上約束されたようなものだった。
 緩む陣営を引き締めたのは、県連会長代行の海野透(とおる)の一言。県連会長で党幹事長代行の梶山弘志の側近県議の一人だ。四月十五日に県連の選挙対策本部が発足した際、海野は報道陣に「七十万票は可能だと思う」と打ち上げる。
 とはいえ、茨城選挙区の自民の得票は、三年前の上月良祐が五十一万票、六年前の岡田が六十一万票。過去に七十万票を超えたのは、岡田が初当選した二〇〇三年補選だけだ。極めて高いハードルで、県議団には寝耳に水だった。
 六月二十二日の公示前、目標達成の見通しを報道陣に問われた加藤は「先輩方の票に近づけるよう努力するのみ」とかわした。だが選挙戦が始まると、各地の演説で県連幹部は「七十万票」や「圧倒的勝利」を繰り返し始める。陣営内で明確に共有された目標になったのだ。ある自民議員の秘書は「すでに数字が独り歩きしているから無視はできない」とつぶやいた。
 ただ、自民と、加藤を推薦する公明党の固定票だけで達成できないことは明白。元水戸市長の長男で、自身も水戸市・城里町選挙区で県議を務めた加藤にとって、水戸周辺以外での知名度拡大が至上命令となる。
 選挙戦序盤、加藤は梶山の地盤の衆院茨城4区を回った。猛暑の中、全ての街頭演説に同行した梶山は「全員新人という意味では加藤も一緒。しっかりやらないと」と話していた。
 中盤以降も、加藤の赴く先で、その地域を地盤とする国会議員や県議が姿を見せない日はなかった。衆議院では県内七選挙区のうち五議席、県議会では七割超の四十五議席を有する自民が、総力戦を仕掛けた。
 結果は五十四万四千票あまり。七十万票には届かなかったものの、三年前の上月の得票を上回り、二位当選の堂込には三十五万票近い大差で圧勝。組織力の差を見せつけた。
 水戸以外への浸透も、市町村別の得票を見ると及第点と言える。常陸太田、坂東、小美玉各市など十八市町では、水戸市の得票率(53・07%)を上回った。最も低い牛久市でさえ43・33%と、次点を引き離した。
 最初に「七十万票」を掲げた海野は「投票率を55%、60%まで持って行けなかったことは反省すべき点。伸びていれば七十万票も見えた」とした上で、「少なくとも、高い目標を掲げたことで結束につながった。(十二月に想定される)県議選に向けてもいい影響になるだろう」と総括した。(長崎高大)=敬称略


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