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第26回参議院議員選挙(2022年)

1470チバQ:2022/07/14(木) 20:12:11
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/187206
組織の差、まざまざ 「多弱」受け皿になれず【参院選を終えて】<中>
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2022/7/12
(最終更新: 2022/7/12)
 「これだけ票差が開いたのは私の力が足りなかったから。これから仲間を増やしたい」。参院選広島選挙区(改選数2)で初当選した無所属新人の三上絵里氏(52)は11日朝、広島市中区で街頭活動を終えると、報道各社の取材に反省の言葉を口にした。立憲民主党広島県連の佐藤公治代表と訪れた南区の連合広島事務所では、大野真人会長にねぎらわれて、笑みも。喜びと悔しさが入り交じった。

 三上氏の擁立は立憲民主党県連が主導。国民民主党、社民党の県組織との共闘態勢を丁寧に築き、3党の推薦で、政権批判票の受け皿を狙った。

 支持層が流出

 だが、トップで3選した自民党現職の宮沢洋一氏(72)の53万票に対し、2位当選の三上氏は25万票。宮沢氏の得票率は過去最高で、党勢の差は埋めがたかった。中国新聞が10日に県内で投票を終えた有権者にした出口調査では、三上氏の国民民主党支持層からの得票は42・1%。36・8%は宮沢氏に流れていた。

 2番手争いが過熱した選挙戦終盤、連合広島の大野会長は支援する地方議員たちに「最後の取り組みが雌雄を決する」と異例の文書を出して、引き締めを図った。選挙戦を通じて立憲民主、国民民主各党をそれぞれ支援する労組の足並みの乱れも見え隠れした。

 共闘が進まなかった改選数1の選挙区の主要野党は、一層苦しい戦いを強いられた。島根・鳥取合区選挙区では立憲民主党が新人を擁立したが、国民民主党は推薦ではなく協力度合いの低い「支援」にとどめた。山口選挙区では立憲民主党、国民民主党が互いに候補を立てた。いずれも自民党現職に大差で敗れた。

 「1強自民」の高い壁を前に立憲民主党山口県連の幹部は「地方議員も少なく、しっかりした地方組織もない。風頼みだ」と、危機感をあらわにした。

 一方、全国の比例票で野党第1党の立憲民主党を上回った日本維新の会へも、中国地方では風が吹かなかった。広島選挙区の新人、森川央氏(46)の得票は三上氏の半分に届かず、地方での足場の弱さを露呈した。

 森川氏の陣営は、党が公約した米国の核兵器を日米で共同運用する「核共有」の議論開始にほとんど触れず、「核兵器廃絶」を訴えて、対立軸を分かりにくくした。選挙戦終盤には、県北部などで選挙ポスター約1400枚に「亀井静香応援」と記したシールを貼った。自民党政調会長や旧民主党政権の閣僚を経験した亀井氏の名前に頼った形だが、なりふり構わぬ姿勢は有権者には響かなかった。

 新興勢力 急伸

 既存政党の争いの傍らで存在感を高めたのが、新興勢力の参政党だった。広島選挙区では「既存政党では日本が駄目になる」と訴えた新人の浅井千晴氏(45)が、共産党新人の中村孝江氏(36)に5千票余りまで迫り、敗戦にも充実感さえ漂わせた。

 来春には統一地方選がある。「多弱」を抜け出す足場を築けるのか。野党にとって次の分岐点になる。(長久豪佑、宮野史康、柳本真宏)


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