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第26回参議院議員選挙(2022年)

1465チバQ:2022/07/14(木) 20:03:54
https://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20220712-OYTNT50112/
戦い終えて 下
2022/07/13 05:00
参院選・鹿児島

◇野党 協力体制に課題 「20万票の壁」破れず

戦い終えて 上

 「選挙区は立憲民主党の柳誠子さん、比例は共産党とお書きいただきたい」

 6月30日、共産党書記局長の小池晃は鹿児島中央駅前の街頭で声を張り上げた。両党の共闘を示すかのような呼びかけに、柳陣営の幹部の一人は表情を曇らせた。

 柳は連合、社民党、国民民主党県連の推薦に加え、共産党の擁立見送りで事実上の野党統一候補となった。神経を使ったのが共産党との距離だった。

 「20万票の壁」という言葉がある。野党候補は、基礎票と一定の浮動票を取り込んでも県内で20万票前後でとどまってしまう、という意味だ。野党関係者は「野党がまとまっただけで勝てる地盤ではない。限りのある野党票だけでなく、保守層も取り込む必要がある」と解説する。

 柳陣営は保守層を意識した。保守層の拒否感が強い共産との「共闘」を否定し、共産関係者と並んで街頭に立つことは避けた。共産と距離を置く連合への配慮でもあった。それでも、18万5055票と「20万票の壁」には届かなかった。

 結果の受け止め方は様々だ。柳本人は「(共産に)尽力をいただき、票の上積みにつながった」としたうえで、「巨大な組織を抱える自民党に対抗できる力が今の野党には足りない。今後も力を合わせる必要がある」と話す。一方、ある陣営関係者は「共産党と共闘していると受け取った有権者もいただろう。一本化の是非も含めて、野党の協力の在り方を考え直す必要がある」と指摘する。



 柳は「最低でも県内を2巡しないといけないのに1巡するのも難しい状況だった」と述べ、出遅れと知名度不足を敗因に挙げた。自民現職が昨年7月に公認を得たのに対し、柳が正式に出馬を表明したのは5月13日。立民県連幹事長で衆院議員の野間健は「本来1、2年前から準備をしないといけない選挙。準備期間が短く、広がりをつくれなかった」と悔やむ。

 誤算もあった。柳陣営は当初、唯一の女性候補という点を生かし、野党票を固めたうえで女性票と保守票を取り込む戦略だった。しかし、無所属新人の西郷歩美が公示直前に出馬を表明し、「女性」と「若さ」を前面に押し出す選挙戦を展開。9万を超える得票で存在感を発揮した。一定の女性票や現職への批判票が流れたとみられる。

 同日選として行われた県議会鹿児島市・鹿児島郡区の補欠選挙でも共産前議員、国民新人が敗れ、自民に2議席を許す結果となった。

 立民県連代表代行の皆吉稲生はこう話す。「与野党が緊張感を持って 対峙たいじ し、論戦できる環境をつくらなければ政治は良くならない。どうすれば有権者の共感を得られるのか、研究する必要がある」

(敬称略、おわり。小園雅寛、藤本鷹史、古島弘章が担当しました)


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