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とはずがたり数理解析研究所講究録

32とはずがたり:2018/06/24(日) 02:14:04

包絡分析法(DEA)について
http://energia.co.jp/eneso/keizai/research/pdf/MR1209-2.pdf

米国で公立学校の教育プログラムを評価するため
に開発された包絡分析法(DEA:Data Envelopment
Analysis)は,効率性を分析する方法の 1 つであり,
民間企業だけでなく,効率性を評価することが難し
い非営利公企業(学校,図書館,公立病院等)など
幅広い分野で利用されている。
一般的に,効率性を評価する方法として,収益率
や資本利益率などの比率をとる方法や,費用便益分
析などすべての効果を金額で表して算出する方法が
考えられる。収益率や資本利益率はそれぞれの項目
で評価対象を比較する場合は分かりやすいが,複数
の項目をまとめて総合的に判断する場合はそれぞれ
の項目をどのように扱うかが難しくなる。費用便益
分析はすべての項目を貨幣という同一の尺度で計測
しているため,複数項目の相対比較が容易であるが,
効果を金額に換算する方法が問題となる。DEA は
複数の項目を一度に扱うことができ,単位が異なっ
ても取り扱うことができるため,これらの問題に対
応することができる。
また,回帰分析のような平均を基に相対的に判断
する手法と異なり,DEA はそれぞれの対象ごとに
最も有利になるように評価したうえで,相対比較を
行うため,模範的な対象だけでなく,個性的な対象
も評価される特徴がある。さらに,DEA は定量的
に項目を扱うため,相対的な順位だけではなく,具
体的な改善値も把握することができる。このような
DEA の特徴を大きく 3 つに分けると次のようにな
る。



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