したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

新・鉄道綜合スレ

5150OS5:2025/09/03(水) 19:54:54
■割れる沿線自治体

もっとも沿線自治体の間では意見が割れており、ルート選定議論の行方は見通せない。

大阪府の吉村洋文知事は新大阪までの全線開業に向け、「米原ルートの比較、検討を進めるべきだ」と主張。石川県の馳浩知事は「一日も早く大阪につなぐための方策を追求してほしい」と早期の課題解決を訴える。

一方、延伸ルートに深く関係する自治体からはルート見直しに慎重な声が相次ぐ。

福井県の杉本達治知事は「決定された事実をなしにするのはあり得ない」と強調。小浜市がある同県嶺南地方の活性化も見据え、現行ルートの維持を主張する。滋賀県の三日月大造知事は米原ルートについて「県として求めてもいないし、お願いもしていない」との立場だ。県内自治体には、建設費などの負担への抵抗感が根強い。

京都府の西脇隆俊知事は「今の段階で、どのルートが良いという考えはない」と静観の構えをみせ、JR側もダイヤやシステムの面から米原ルートには消極的だ。

整備委を構成する自民、公明の与党が衆参両院で過半数割れしている政治状況も影響し、議論は長期化する可能性もある。交通政策に詳しい神戸大の正司健一名誉教授は「完成が遅れるほど本来受けるべき利益は減る可能性がある。少数の意見をむげにするわけではないが、百点の回答がないのであれば、どこかで判断しなければならない」と話している。

■巨大災害時の代替輸送手段

北陸新幹線は全国新幹線鉄道整備法に基づき、昭和48年に北海道や九州などとともに建設が決まった整備新幹線の一つ。東京を起点として北陸の主要都市を経由し、京都、大阪までの約700㌔を結ぶ路線だ。このうち高崎〜長野間は平成9年に、長野〜金沢間は27年にそれぞれ開業。昨年3月には金沢〜敦賀間が開業し、全体の約8割が完成している。

利点の一つとされるのが巨大災害時の代替機能だ。南海トラフ巨大地震などで、太平洋側の東海道新幹線が不通になった場合の「迂回ルート」としての役割が期待され、早期の全線開業を目指す自治体関係者は「必要不可欠な国家プロジェクト」と位置づける。

移動時間も大幅に短くなる。沿線自治体でつくる建設促進同盟会によると、全線開業すれば新大阪から金沢までは約45分、新大阪から長野までは約55分それぞれ移動時間が短くなり、経済や観光、ビジネスなどに寄与するとされる。全線開業すれば、交流人口が年間で約1910万人増えたり、約2700億円の経済効果があったりするとの試算もある。

富山大の金山洋一特別研究教授は、ルート議論について「工期や工費だけの議論にすべきではなく、新幹線ネットワーク全体の力をどうやったら最大化できるか国家的視点が問われている」としている。(入沢亮輔)

5151OS5:2025/09/04(木) 08:52:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfacb2bf4febeb80323ea03fcac6fc386d295bca
京成の新型特急、浅草線乗り入れも視野 スピードはスカイライナー級
9/3(水) 17:00配信

朝日新聞

新型有料特急車両のイメージ(京成電鉄の「中期経営計画」から)

 6月に京成電鉄の社長に就任した天野貴夫社長が朝日新聞のインタビューに応じ、2028年度に導入予定の新型有料特急について、都営浅草線への将来的な乗り入れに意欲を示した。新型特急の成田空港から都内への所要時間については「スカイライナーに近いスピード感を実現したい」と語った。

【写真】インタビューに応じる京成電鉄の天野貴夫社長=2025年8月27日、千葉県市川市、若井琢水撮影

 新型特急は成田空港駅(千葉県成田市)と押上駅(東京都墨田区)を結ぶ予定。終点の押上駅は都営浅草線との結節点になっている。

 天野氏は、約400億円を投じて製造する新型特急について「地下鉄に入ることを見据えた車両になると思う。東京都交通局と調整を十分にしないとできないが、将来的に押上から先に入っていけるとよりいい」と浅草線乗り入れに意欲を示した。

朝日新聞社


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板