したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

619チバQ:2016/05/05(木) 19:21:37
 平成24年に初当選した関東選出の自民党衆院議員は、夏の衆院選を想定し、今年2月に街頭に貼るためのポスターを新調。さらに選挙事務所を確保するため、3月下旬には、廃業したコンビニエンスストアの空き店舗を抑え、手付金も支払ったという。一連の準備ですでに数百万円を投資した。

 この議員は「衆院選が年内に行われるのなら作り直したポスターを使えるが、来年以降に先送りされれば、無駄に兵糧を使ったことになる」と頭を抱える。

 ただ、九州地方の別の若手議員は「衆院選の準備は簡単に止められない」とも打ち明ける。議員の脳裏をかすめるのが、昭和61年に中曽根康弘首相(当時)が同日選を断行した「死んだふり解散」だ。

 当時の中曽根内閣は高い支持率を誇り、首相は早い段階から同日選を模索。後藤田正晴官房長官(当時)ら政権幹部が同日選の臆測を打ち消すような発言を繰り返した。ただ中曽根氏は野党が油断した隙をついて臨時国会を召集し、衆院を解散する奇策を断行。与党は同日選で地滑り的な大勝を得た。

 今回、安倍首相が年明けから同日選を検討していたのも、野党の党首が世代交代したり、共闘態勢を整えたりする前に、分断工作を図る狙いがあったからだ。旧民主党は民進党に衣替えしたが、党首は既視感の強い岡田克也代表のまま。民進、共産両党は次期参院選こそ19選挙区(4月28日現在)で統一候補を擁立したが、衆院選での一本化交渉はまったく進んでいない。与党にとって、現段階で同日選を打つ効果は大きい。

 九州の若手議員は「来夏には東京都議会選があり、再来年に入れば、衆院の任期満了にも近づき、政権に『追い込まれ感』が出る。今年中に解散するメリットが大きい蓋然性は変わらない」と指摘。「今、国会内に『同日選先送り』と油断が広がっていることこそ、政権の狙い通りでないか」と疑心暗鬼を募らせる。

 現状で多額の事務費用を要する衆院解散に踏み切れば、相当な理由付けがない限り、「地震そっちのけで党利党略か」と世論の反発を受けるだろう。ただ、地震の復旧具合や経済状況も合わせ、これから1カ月後の日本がどのような姿になっているか、誰にも分からないのも事実だ。

 自民党の二階俊博総務会長は27日の二階派パーティーで、首相と直前に会談した様子を紹介しつつ、所属議員らにこう警告した。

 「場合によっては、あるのではないかといわれている。私は『ない』と言わないようにしている」

(政治部 水内茂幸)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板