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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

2882チバQ:2017/10/02(月) 07:20:13
 そもそも小池氏は安全保障や憲法改正などに関する政策が一致するかを見極める方針だが、見極めるべき安全保障や憲法観だけではなかろう。

 月刊誌「文芸春秋」平成20年1月号に小池氏が投稿した「小沢一郎と小泉純一郎を斬る」と題した論文に過去、小沢氏とたもとを分かった理由をこう記述している。

 「ある時は『政局カード』を振りかざし、それが手詰まりになると見るや、今度は『理念カード』を切る。この繰り返しである。(中略)『政局』と『理念』の2枚のカードに振り回されることにも、ほとほと疲れていた」と述懐している。

 小沢氏のこうした言動は今でも変わっていないとみられる。さらにこうも記している。

 「私は国旗・国歌法には賛成、外国人参政権には否定的な立場で、自由党内の大勢も同じ見解だった。心情的には小沢氏も同意見だったと思う。しかし、公明の取り込みという政局的観点からか、党内議論とは別に、国旗・国歌法に反対、外国人参政権に賛成とした。『政局カード』を使ったのだ。(中略)国家としてのあり方を問う主要な政策を政局の道具として使うことに違和感を覚えた」

 こうした小沢氏を小池氏は「ご都合主義」と切って捨てている。

 そんな小池氏も良い意味でも悪い意味でも柔軟になったようで、月刊誌「正論」29年8月号に掲載されたインタビューで地域政党「都民ファーストの会」について「私はもともとさまざまな政治信条をもった議員が集まって結成された日本新党の出身者です。リベラルな考え方をもった人も『あり』ですね。(中略)過去にはこだわりません」と語っている。

 そうかと思えば、29日には記者会見で「(リベラル派が)排除されないということはない。排除する」と言い切った。どこに本音があるのか見通せず、もはや融通無碍な印象は否めない。このため、与党からは「選挙目当ての野合」との批判が上がっている。

 それでも、希望の党への入党を求める前衆院議員が少なくないのは、小池氏が衆院選に出馬するのではとの見方が強まっているからにほかならない。小池氏が出馬した場合、「都知事を投げ出した」との批判が出るのは避けられないが、同時に希望の党への期待感が一気に増すことが想定される。

 すでに前原氏は周囲に「小池氏は衆院選に出ると思う」と漏らしており、前のめりの姿勢はとどまるところを知らない。民進党内からは、今年2月の区長選で小池氏の推す現職が当選した千代田区を抱える東京1区からの出馬を求める声のほか、小池氏の都知事選出馬をめぐり一悶(もん)着(ちゃく)あった下村博文前都連会長の地盤である東京11区、知名度の高い石原伸晃前経済再生相の東京8区からの立候補を予想する者もいる。

 小池氏がいくら衆院選への出馬を否定しても、消えることのない小池氏出馬説。小沢氏もこのあたりを見定めたいと思っているに違いない。

(政治部 坂井広志)


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