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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

1423チバQ:2017/04/09(日) 22:13:57
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 新潟県は角栄氏だけでなく、大物がひしめく自民党の牙城だった。ロッキード事件で角栄氏の逮捕を許可した稲葉修元法相、角栄氏側近の小沢辰男元厚相、農林水産相を務めた近藤元次、佐藤隆両氏、消費税3%導入時の蔵相の村山達雄氏…。しかし5年に角栄氏が死去し、大物が鬼籍に入ったころから凋落をたどる。

 その象徴が、角栄氏の跡を継いだ娘の真紀子氏だ。外相まで上り詰めたが、自民党を離党し、24年の衆院選で落選した。元越山会幹部は「父と違い、真紀子は地元の陳情に冷たかった」と打ち明ける。

 新潟県では8年の衆院選以降、全6選挙区のうち4選挙区で2世議員が跡を継いだ。しかし21年の衆院選で2世議員を含め選挙区の議席がゼロに。現在は高鳥修元総務庁長官の長男で6区の修一氏しかいない。県内の自民党関係者は「父親の代が偉大すぎた」と、“世代交代の失敗”を嘆く。

 角栄氏の時代にインフラの整備が進んだことが要因との見方もある。昭和57年の上越新幹線開通をはじめ、関越・北陸自動車道は県境から新潟市まで片側2車線が実現した。県建設業協会幹部は「公共事業の削減で人が減り、昔ほど選挙への熱はない」と漏らす。

 昨年の参院選(改選数1)は現職が野党統一候補に敗れ、党推薦候補が野党系候補に敗れた知事選では衆院6選挙区ごとの得票結果も全敗だった。党執行部は次期衆院選に向け、約4割を占める当選1、2回の若手(122人)の差し替えも辞さない構えだが、角栄氏のカリスマ性が脳裏に刻まれている県民を振り向かせるのは、そう簡単ではない。(小沢慶太)

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 安倍晋三首相は早期解散に慎重な姿勢を崩していない。断行すれば若手を中心に、確実に議席を減らすとの懸念があるからだ。かつての「保守王国」に迫る危機を探る。


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