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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

1102チバQ:2016/10/24(月) 18:56:44
 衆院福岡6区補選で敗れた無所属の蔵内謙氏の福岡県久留米市内の選挙事務所。選対本部長を務めた麻生太郎副総理兼財務相は23日夜、敗戦確実の一報を受け、神妙に語った。長年の政敵でありながら補選でタッグを組んだ自民党の古賀誠元幹事長の姿はなかった。大物のテコ入れがあっても敗れたショックは隠しきれない。自民党の分裂選挙で当選した鳩山二郎氏は、事前の情勢調査でも一貫してリードしていた。これを理由に党執行部は蔵内氏の出馬辞退を画策した。

 だが、麻生氏は「“弔い合戦”に勝てるわけがない」との言葉にも耳を貸さず、「選挙に入れば盛り返す」と訴えた。告示後の情勢調査は、鳩山、蔵内両氏の差は拡大していた。鳩山氏には、父・邦夫氏が主宰していた自民党の派閥横断グループ「きさらぎ会」のメンバーが続々と応援に入った。同会の顧問は菅義偉官房長官。公認候補の擁立を見送った二階俊博幹事長は立場上、「中立」を保ったが、鳩山氏を激励したこともあった。政権・党中枢による“代理戦争”となった福岡の遺恨は簡単にはぬぐえそうもない。

 内紛を抱えつつも、自民党は今回、2勝した。通常なら早期解散の弾みとなるところだが、次期衆院選を見据えた場合、取り巻く環境は穏やかではない。足元の弱さを象徴したのは16日投開票の新潟県知事選だった。自民党は全国市長会長も務めた森民夫前新潟県長岡市長を担ぎ、公明党とともに推薦した。野党第一党の民進党を支える連合新潟も支援。民進党は自主投票を決めた。無投票の公算が大きくなっていた9月下旬、告示直前になって米山隆一氏が出馬を表明。推薦は共産、自由、社民の野党3党のみ。自民党にとって「負けるはずのない選挙」で負けた。新潟県には衆院選挙区が6つあり、自民党は全選挙区に現職議員がいる。にもかかわらず、選挙区ごとの得票数で与党候補は負けていた。このデータを見た党幹部は嘆いた。

 「いま解散・総選挙をやったら全敗だ!」

 世論調査をみれば、安倍晋三内閣と自民党は好調を維持している。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が15、16両日に実施した合同世論調査によると、内閣支持率は57・6%で、4カ月連続で上昇した。自民党の支持率は40・3%。民進党(10・3%)に大きく水をあけている。夏の参院選直前もほぼ同じ傾向で、参院選は与党が目標とした改選議席の過半数を獲得した。だが、自民党は改選数1の「1人区」、特に東北地方などの「農業県」で取りこぼしが目立った。とても完勝のイメージはなかった。

 その流れが新潟県知事選でも表れた。農業県にとって、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)はマイナスの印象が強い。新潟県知事選では東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働の是非も争点になり、与党敗北の一因となった。二階氏はこれまで「(解散)風が吹き始めたとき準備をするのは当たり前だ」と訴えてきた。選挙基盤の弱い若手議員をテコ入れする狙いもあったようだが、首相の専権事項である解散の時期に幹事長が何度も言及するのは珍しい。

 「国民の期待に応えるよう、政府と党が一体となり頑張っていこう」

 安倍首相は23日夜、二階氏に電話でこう伝えた。その裏には、二階氏がこれ以上“暴走”するのをいさめたいという思いもあったようだ。効果があったのか、その後の二階氏のコメントはいつになく慎重だった。「この2つで勝ったからといって、日本中で自民党が支持されているかどうかは慎重に検討して対応すべきだ」(酒井充)


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