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石炭・亜炭・炭砿スレ
79
:
とはずがたり
:2016/06/17(金) 20:42:01
『鉄道廃線跡を歩くV』をぱらぱら見ていたところ好間(よしま)炭鉱専用鉄道成るものが引っ掛かった。
古河鉱業好間鉱業所から内郷経由で京浜地区へ石炭が出荷され,昭和30年代には一日最大10往復の石炭列車が行き来したようだ。結局昭和44年に閉山,末期は途中にある火力発電所に燃料の石炭を運ぶだけの鉄道だったが昭和47年に内郷駅の貨物取扱の廃止に伴って専用鉄道も廃止されたそうな。
で,石炭火力発電となると放っておけずに調べてみたがこんなpdfも見つかった。
古河鉱業の石炭火力があったようだ。
http://tankouisan.jp/activity/guide/pdf/guide_01-1.pdf
廃止になった石炭専用線どもがハッキリ書かれていてなかなかである♪
『V』では燃料の石炭を移入するのに使われたとあるが,ネットの記述だと閉山後は石炭焚きから重油焚きに変更されたとある。
最後は重油輸送だったのかも知れない。
また廃止の年代はまだ不明(今は聞かないし流石に廃止されてると思われる)だけど昭和36年に12MWが竣工しているから流石に規模が小さいとは云え昭和47年の内郷の貨物取扱及び専用鉄道廃止は火力発電所の廃止による貨物需要の喪失ではなさそう(詰まり一寸惜しい廃止)だけど,12MWでは規模小さすぎるよな。。
古河好間炭鉱火力発電所(昭和19年頃)
http://www.yoshima.jp/modules/webphoto/i.php?id=26
大正6年頃から使用していた、汽機及び汽罐などが老朽化したため昭和19年に更新される。その後、更に昭和36年には最大出力12,000キロワットの発電所が竣工した。炭鉱閉山後は、燃料を石炭から重油に転換 ...
wikiだと閉山後鉄道は休止状態になると書いてあって,此も『V』の火発燃料輸送したとの記述と矛盾している。古河鉱業の社史にでも当たるしかないのかもしれない。
社史と云えば社史は一般に発売されてないので国立国会図書館への納入義務がないのだそうな。販売して無くても社史は国立国会図書館に寄贈する慣習を確立させないとダメであろう。
好間炭鉱専用鉄道好間線
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%BD%E9%96%93%E7%82%AD%E9%89%B1%E5%B0%82%E7%94%A8%E9%89%84%E9%81%93%E5%A5%BD%E9%96%93%E7%B7%9A
路線データ
路線距離(営業キロ):内郷 - 北好間 5.68Km
歴史
1904年(明治37年) 好間炭鉱、採炭開始。
1905年(明治38年) 平駅(現・いわき駅)まで馬車軌道を敷設。軌間762mm。全長6.84km。
1908年(明治41年) 平駅までの馬車軌道を廃し、綴駅(現・内郷駅)まで鉄道を敷設。軌間1067mm。全長5.68km。蒸気動力。国鉄が運転管理。
1915年(大正4年) 古河鉱業が買収。
1917年(大正6年) 鉱山専用発電所を建設。
1927年(昭和2年) 北好間坑から撤退。上好間坑が主坑となる。
1969年(昭和44年) 上好間坑も閉山。鉄道は休止状態になる。
1972年(昭和47年) 内郷駅の貨物取り扱い廃止に伴い正式に廃線。
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