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石炭・亜炭・炭砿スレ

63荷主研究者:2016/02/11(木) 14:37:30

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20160206_10
2016/02/06 岩手日報
県産白炭、生産ピンチ 南部鉄器製造に不可欠
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://tohazugatali.web.fc2.com/energy/nm_kensanhakutan_suii160206.jpg

 近年、世界的に評価が高まっている南部鉄器の製造に欠かせない白炭の生産が県内で減少している。白炭は黒炭に比べて火持ちが良く、古くから南部鉄器製造に使われてきたが、高齢化などで生産者は減少の一途。2014年度の生産量は37・1トンで01年度から半減した。南部鉄器の製造業者からは伝統を守るため県産白炭の生産拡大を求める声が上がっており、若手の育成など次世代を見据えた生産体制構築が急務だ。

 盛岡市南大通の鈴木盛久工房の職人村井秀行さん(40)は、白炭を型焼きや鉄を溶かす作業、鉄瓶の表面のさび止めなど多くの工程で使用。黒炭だとすぐに燃え尽き調整が難しく、失敗して製造し直すこともある。村井さんは「昔から南部鉄器は白炭で作っている。地域の伝統工芸品は本物の材料にこだわってこそだ」と白炭の安定供給を願う。

 白炭は約1200度の石窯で、赤々と炎を上げてじっくりと焼かれる。県木炭協会などによると黒炭とは製造工程が大きく異なり、生産者の負担は大きい。14年度の県内の木炭生産量は3756トンだが、白炭はわずか37・1トン。最盛期は雫石町を中心に県内に数百人以上の生産者がいたが、現在は同町の60〜80代の生産者5人ほどが体調を崩したりしながらも、何とか生産しているのが現状だ。

 そんな中、雫石町西根で昨年12月に白炭製造を始めた大宮惇幸さん(68)は、石窯で2日間ほど焼いた炭を窯の外へかき出し「やってみれば楽しい。白炭製造は雫石町の伝統産業だ」と汗を流す。

 南部鉄器協同組合(盛岡市)の佐々木和夫理事は「ナラの白炭もあるが、雑木の白炭が炎の長さや温度など全てにおいて南部鉄器の製造に適す。関係機関が連携して何とか生産体制を整えていくしかない」と強調する。

【写真=石窯の中でじっくりと焼かれた白炭。本県の南部鉄器製造などに需要が多く、安定した生産体制の構築が急務だ=雫石町西根】


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