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石炭・亜炭・炭砿スレ
49
:
とはずがたり
:2015/06/21(日) 18:38:37
2011年の記事
平成23年度 海外炭開発高度化等調査
「アジアの主要石炭消費国における石炭消費
動向と石炭供給ソース確保に向けた動き」
http://coal.jogmec.go.jp/result/docs/012.pdf
近年、アジア地域において石炭消費量は急速に拡大し、2009 年には中国、インド、日本、韓国、台湾で世界の hard coal 消費量の約 7 割を占めた。今後も中国やインドなどのアジアの新興国を中心として石炭消費量は増加し、需給バランスは益々タイトになると予想され、炭鉱権益獲得の動きが活発化している。
我が国の石炭資源確保の参考にするため、中国、インド、韓国、台湾等の海外炭調達方法について調査するとともに、これらの調査結果を踏まえ、アジアの主要石炭消費国との共同調達等の協力可能性等について検討することとし、以下の調査を実施した。
(1) 中国、インド、韓国、台湾のエネルギー政策、石炭政策、エネルギー需給動向
(2) アジアの石炭消費国の石炭消費実績と将来見込み及び世界に占める割合
(3) アジア石炭輸入国の石炭輸入実績と将来見込み及び世界に占める割合
(4) 中国、インド、韓国、台湾、タイの炭鉱権益獲得動向
(5) 中国、インド、韓国、台湾の石炭調達方法
(6) 中国、インド、韓国、台湾の各国における政府のバックアップを含めた政府系企業の炭鉱権益獲得に向けた取り組み
(7) 中国、インド、韓国、台湾と我が国との調達方法等の比較
(8) 我が国と中国、インド、韓国、台湾の主要石炭消費国との間で、共同調達等に当たっての協力可能性等についての検討
要 約
世界の石炭市場は、1980年代末から2000年代初めにかけての、需要の伸びが小さく、価格も低迷した時期から、2000 年代初めからは、需要の伸びが大きく、価格も大きく上昇する(しかも、価格の変動は頻繁で大きい)時期に移行した。このような動向を背景にして、多くの炭鉱権益獲得が行なわれるようになり、石炭調達方法の変化が生じてきた。
<世界における石炭の需給と貿易>
世界における石炭消費量は中国を中心としたアジア諸国で増加しており、特に2002年以降、その拡大は著しい。アジアにおけるその拡大は一般炭消費量の増加によるところが大きく、また、世界の石炭貿易量も一般炭需要の増加に伴い拡大している。
世界の石炭貿易における最大の輸入国は日本であり、2010年には1億 8,700万トンの石炭を輸入している。以下、中国1億7,700万トン、韓国1億1,900万トン、インド9,000万トン、台湾7,000万トンと続く。これら4ヵ国の輸入量は計5億5,200 万トンで、世界の石炭輸入量全体の5割以上を占めるに至っている。特に、一般炭については、中国の石炭輸入量の増加が著しく、また、インドの一般炭輸入量も大きく増加している。
世界の石炭貿易量は、2009 年の8億5,600万トンから2035年には14億500万トンにまで増加すると予測されている。2035 年までの増加量 5 億 4,900 万トンのうち、一般炭が 3億 9,900 万トンで、全体の 73%を占めるであろう。中国およびインドでは、今後も他国を上回る石炭輸入の増加が見込まれている。
<炭鉱権益獲得の動向と 4 ヵ国の政策>
最近における炭鉱権益獲得の動きを辿ってみると、次の3つの事実が注目される。第1に、石炭の大口需要者である鉄鋼企業および電力企業に焦点を合わせると、彼らによる本格的な炭鉱権益獲得の動きは 2004 年頃から始まっている。第2に、主にそれら企業による炭鉱権益獲得の中には、企業間の提携、「同盟」などの繋がりの下に行なわれているものがかなり見られる。第 3 に、鉄鋼、電力などの石炭消費企業、商社、金融・投資関連企業など、石炭生産企業以外の企業(「戦略的投資家」とも呼ばれている)による権益獲得の動きが多く見られる。
4ヵ国の中で、外国における炭鉱権益獲得に対する直接的な支援策が存在するのは中国と韓国であり、インドと台湾では、少なくとも明示的には、そのような政策は見られない。
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