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石炭・亜炭・炭砿スレ

1とはずがたり:2012/12/17(月) 23:11:36
日本では既に斜陽産業からほぼ過去の産業へとなった石炭関係のスレ。
新技術の可能性や廃炭砿の懐古迄。

47とはずがたり:2015/05/11(月) 19:57:50

夕張の地域再生計画にも。炭層ガス(CBM)・石炭地下ガス化(UCG)で地産地消できる国産エネルギーを
http://matome.naver.jp/odai/2139762497001782501

■炭層メタン(CBM : Coal Bed Methane)

"炭層メタン(CBM : Coal Bed Methane)は石炭層内に石炭が生成される際に発生したガス"

出典 炭層メタンと石炭地下ガス化

"CBMは、地中に埋まった樹木が石炭になる際に発生したガスが炭層に残ったものです"

出典 悲しい記憶を乗り越え 夕張再生の芽生え  :日本経済新聞

"炭層メタンは天然ガスと同じメタンガスが主成分で、化石燃料の中では最もクリーンなエネルギーです。"

出典 炭層メタンと石炭地下ガス化

"北海道内には多くの石炭資源と共にCBMが未利用エネルギーとして残されており、特に石狩炭田のCBM資源量は、我が国の天然ガス埋蔵量に匹敵するともいわれています。"

出典 炭層メタンと石炭地下ガス化

"夕張を含む石狩炭田には、日本で最も多くのCBMが埋蔵されており、そのなかでも夕張には約77億立方メートルものCBMがあるといわれています。"

出典悲しい記憶を乗り越え 夕張再生の芽生え  :日本経済新聞

夕張にある約77億立方メートルのCBMをわかりやすく言い換えると、夕張の全世帯(約5600世帯)が1年間に使用する電気や灯油などのエネルギー量で約1500年分になるといわれます。

"だが問題もある。BMの採掘には、数百メートルくらいの井戸を多数掘る。シェールガスや一般の天然ガス田(数千メートル)に比べて浅い。そこから大量の水をくみ出すから、地下水に影響が出ることが予想される。"

出典 東京新聞:炭層メタン 石炭の中にあるガス 井戸を掘り、くみ上げ

"オーストラリアでは、出てきた水を蒸発させるのではなく、農業用水などへの再利用を図る。またくみ上げた水には塩類が含まれる。塩による土壌破壊を防ぐため、塩分を分離して工業用に使う計画だ。"

出典 東京新聞:炭層メタン 石炭の中にあるガス 井戸を掘り、くみ上げ

■炭層メタンはボーリングして採る

"CBMの開発は地表からのボーリング(数百〜千メートル)により行われ、条件によっては1本の孔井から1日数千m3のCBM回収が可能です。"

出典炭層メタンと石炭地下ガス化

この量は数百世帯が1日に消費するエネルギー量に相当

"CBMは通常、その90〜95%以上がメタンであり、ガス発電の燃料、重油に代わるボイラ燃料、ガソリンや経由に代わる自動車燃料としての利用のほか、水素やDME(ジメチルエーテル)など次世代エネルギーの原材料としても利用可能です。"

出典炭層メタンと石炭地下ガス化

燃焼時に発生する二酸化炭素を分離・回収して石炭層に圧入・固定することで、CBMを増産する効果も期待できる

48とはずがたり:2015/05/11(月) 19:58:09
>>47-48
未利用エネルギーであるCBMをローカルエネルギーとして有効活用することで、エネルギー多様化によるエネルギー供給の安定化、低炭素社会の構築、地域社会の活性化に貢献することを目標に、NPO法人地下資源イノベーションネットワークは関係大学、研究機関、北海道、夕張市、民間企業などと連携し、CBM有効活用の実現にむけて活動を展開しています。また、室蘭工業大学、北海道大学と共同で、石炭ブロックを用いた石炭ガス化基礎実験や露天炭鉱での小規模石炭地下ガス化実験を実施し、基礎データの蓄積を勧めています。"

■石炭地下ガス化(UCG : Underground CoalGasification)

"生成ガスは、直接燃焼させて発電等に利用できるほか、液体燃料や化学製品の原材料としても利用可能です。"

出典炭層メタンと石炭地下ガス化

UCGは、硫黄や窒素酸化物、水銀の排出などの公害抑制に関しては効果的であり、石炭灰処理の必要もないそうです。

"石炭の地下ガス化は、地下の炭層に坑井を掘削して原位置で石炭をガス化させ、一酸化炭素、水素、メタン等の生成ガスを回収する技術です。"

従来の採掘方法では、技術的あるいは経済的に採掘できない石炭を地下でガス化することで、利用可能な石炭資源を大幅に増やすことができます。既にオーストラリアでは商業ベースのUCGプラント操業を見据えた大規模な実証試験が始まっており、着々と成果を上げています。

出典炭層メタンと石炭地下ガス化

出典注目の資源「CBM」は夕張市を甦らせる!? | 日刊SPA!

CBMを取り出すポンプ。二酸化炭素を送り込むことで効率がアップする

「もともとこの技術は、炭鉱での爆発事故を防ぐための『ガス抜き』から始まったものです。かつての日本は、このガス抜き利用で世界のトップを走っていたのです。私の調査では、夕張炭鉱を含む石狩炭田だけで、約400億〜800億m3ものCBMがあると推定されます。しかも、1t当たりのガス包蔵量が、オーストラリアなどCBM先進国の炭層の1.3〜2.5倍。非常に有望な炭田なんです。米国やオーストらリアでは、すでに採掘・利用技術が確立しています。CBMはシェールガスよりも浅い層で採掘でき、環境破壊も少ない資源です。外国のCBM研究者からは『日本ではなぜ国を挙げて採掘しないのか』と不思議がられています」

"現在、日本国内には275億t、北海道だけでも140億t以上の石炭が存在するという。これは日本の年間石炭輸入量の100倍以上だ。この石炭層を目がけて縦に坑井を掘削し、鋼鉄パイプを通してガスを噴出させる。経済的な面で石炭採掘が難しくなった鉱床でも、この方法で天然ガスが採取できるというのだ。"

出典注目の資源「CBM」は夕張市を甦らせる!? | 日刊SPA!

特定非営利活動法人 地下資源イノベーションネットワーク
http://www.uri-net.com/Pages/outline.aspx

特定非営利活動法人地下資源イノベーションネットワークは、北海道の地下に眠る様々な資源を対象に、関係する大学、研究機関、企業等の専門家からなるネットワークを構築し、未利用地下資源の現状、問題点、将来についての情報収集・分析を行い、未利用地下資源を活用することの優位性を広く社会に向け提言して行きます。

"一番の課題は試掘。CBMの埋蔵量などについて事業化する前に、より正確なデータを取ることが必要だからです。ただ、試掘する費用が日本は海外と比べ高く、1000メートル程度を1本掘るのに約1億円のコストがかかるとされています。お金をどのように工面するかが現在の課題です。"

2015年地域再生計画に夕張市の石炭層に含まれるメタンガスの活用も

"政府は22日、人口減対策と地域活性化に向け、自治体が地域の特色を生かした施策を進める「地域再生計画」21件を新たに認定した。政府は昨秋の臨時国会で成立した改正地域再生法に基づき、申請手続きを簡素化。今回の計画は4県16市4町村が単独や合同で申請した。政府は計画を地方創生のモデル事業と位置付け、交付金支給などで支援する。"


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