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石炭・亜炭・炭砿スレ
26
:
荷主研究者
:2014/06/29(日) 19:40:21
http://www.city.kushiro.lg.jp/sangyou/b_shien/sangyou/tankou/page00006.html
旧太平洋炭礦 炭鉱展示館(公式webサイトは無い模様)
たまたま釧路コールマインの周辺を走っている時にカーナビで「炭鉱展示館」という文字を発見!
助手席の婚約者も行きたいっ!て即答し、突入。
広大な駐車場にクルマは0で、解体中の建物が残る茫漠とした丘陵にポツンと建つ展示館。
その佇まいだけで、心を鷲掴みされてしまったわけだが、中に入ってみると案の定、見学者の姿は無い。それどころか展示館の職員も居なくて全くの無人。
受付らしき場所に賽銭箱のようなものが置かれ、入館料300円とある。静かな感動を覚えつつ、小銭を入れてみる。
説明希望の方は内線電話を的なことが書かれていたが、とりあえず彼女と二人で太平洋炭鉱のジオラマをじっくり眺めていると、間もなく職員らしきおじさん登場!
どうやら隣の体育館に常駐していて、我々が中に入るのを見て解説のため来てくれたようだ。
まずは釧路コールマインをテーマにしたNHKの爆問のビデオを30分程視聴。炭鉱展示館の重厚な展示とはかけ離れた軽薄なビデオだが、釧路コールマインの採掘の現状を知るには手頃な内容であった。
その辺はNHKの番組だけに手堅い。
ビデオ視聴後におじさんの解説が始まる。旧太平洋炭礦は海底炭田は半径8㎞の範囲に拡がっており、出炭量は年間200万トン以上。釧路コールマインとなった現在は半径3kmに狭め、年間50万トンレベル。それ以上の坑道はコンクリートで塞がれているとのこと。
現在、釧路コールマインは中国やベトナム、インドネシアからの研修生を積極的に受け入れており、その補助金により経営が成り立っているとのこと。しかし中国とベトナムの国際問題もあり、かなり気を使っているとのこと。両者の交流は全く無いと言っていた(笑)。
太平洋炭礦時代は坑道の延長が長く、入坑してから先端の採掘現場まで行くのに片道2時間かかったとのこと。そのため1日の労働時間9時間のうち移動だけで往復4時間、休憩時間が1時間で実働は5時間だった。
しかし給料は入坑してからの移動時間から発生し、コスト的には相当割高になっていたとのこと。
地下には模擬坑道があり、本物の機械が置いてある。一部の機械は実際に動くし、迫力満点。ヒンヤリした空気と薄暗い感じが本物の坑道を彷彿とさせる。おじさんは機械も詳しく解説してくれたが、そっち方面はあまり興味が無いのが申し訳なかった。
坑道内で使われた電気機関車は東芝製で、最盛期には14台ほど稼働していたとのことだが、ベルトコンベア方式に切り替わり廃止。現在、残っているのは展示館の1台のみとのこと。
全体として展示内容は充実しているし、展示物もきちんと手入れされており綺麗だ。資料類もたくさん置かれている。
彼女も炭鉱展示館はとっても面白かったと大満足していた。炭鉱展示館を一緒に楽しめるなんて、何て素敵な婚約者なんだろうと改めて深く実感。
そして、おじさん懇切丁寧な説明ありがとう!
釧路観光の際は、フィッシャーマンズワーフMOOとか行く暇があったら是非「炭鉱展示館」へ!!
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