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石炭・亜炭・炭砿スレ

17荷主研究者:2013/11/17(日) 14:06:48

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/503092.html
2013年11/09 10:15 北海道新聞
北海道・夕張のズリ山「宝の山」 採取権を有償で民間へ、収入6千万円見込む

夕張市高松のズリ山。旧産炭地の「ごみの山」が、市の歳入につながりそうだ

 【夕張】夕張市は、市が所有する市内2カ所のズリ山のズリの採取権を有償で民間に与える取り組みに乗り出した。ズリに含まれている石炭が比較的多く、火力発電で熱量が高い輸入炭の燃焼温度を適切に下げる調整材として利用価値が見込めるため。旧産炭地の「ごみの山」にすぎなかったズリ山を有効活用し、全国唯一の財政再生団体である市の歳入にも寄与することになる。15〜20年の期間で計6千万円の収入を見込む。

 ズリ山は、炭鉱採掘時に原炭と一緒に掘り出された利用価値のない土砂や石(ズリ)が堆積している場所。道内や九州の産炭地に残され、夕張市内には小さいものも含め66カ所ある。階段や遊歩道を整備して観光に活用している例もあるが、石炭が混ざっているため、自然発火したり、土砂崩れが起きやすいズリ山もあり、多くは処理法や有効利用が見つからず放置されている。

 ただ、古い炭鉱ほど石炭と不純物を手作業で選別していたため、ズリに本来は活用できたはずの石炭が含まれる割合が高い。採取権を与えるのは明治〜大正期にできた社光ズリ山(ズリ量80万立方メートル)と、昭和20〜50年代にできた高松ズリ山(2200万立方メートル)で、それぞれ、含まれる石炭の割合が10%前後、数%と推測される。市の所有が確認されているズリ山は、ほかに6カ所あるが形成時期が新しく、石炭の含有率が低い。

 採取権を得た民間業者がズリを採取して商社などに売却し、採取量に応じて市が業者から「利用料」を得る仕組み。夕張の石炭は熱量が低い。このため東京電力福島第1原発事故で石炭火力が見直される中で、輸入炭の燃焼温度を下げて燃焼炉が傷むのを防止するなどの目的で、夕張炭に再び活用の場が与えられることになった。<北海道新聞11月9日朝刊掲載>


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