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石炭・亜炭・炭砿スレ

166荷主研究者:2019/04/28(日) 14:44:46

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/500311/
2019年04月06日 06時00分 西日本新聞
2年燃え続けるぼた山に苦慮 放水が地下の火元に届かず 佐賀・多久市

約2年間くすぶり続けているぼた山。白い煙だけでなく、時折炎も上がる=佐賀県多久市

 かつて炭鉱の町として栄えた佐賀県多久市北多久町で、石炭のくずを集めた「ぼた山」が約2年間、燃え続けている。伐採した木を焼いた火が地下の石炭くずに引火したとみられるが、有効な消火方法が見つからず、市は対応に苦慮している。健康被害の報告はないという。

 ぼた山は1961年に閉山した炭鉱が残したもので、高さは約10メートル。数十メートルの距離に民家があり、約200メートル南には県立多久高もある。地面からは白煙や炎が立ち上り、周囲には焦げたような臭いが漂っていた。時折周辺を歩くという市内の60代男性は「有害な物質が出ているかもしれず、心配だ」と表情を曇らせた。

 市によると、「ぼた山から煙が出ている」と通報があったのは2017年5月。多久消防署が放水してもくすぶり続けた。同年3月に土地の所有者がぼた山の上で伐採した木を焼いた際に引火したとみられ、その後も約3千平方メートルの範囲で複数箇所から煙が出たり、草木が焼けたりするなどしている。同署は地表の温度などの監視を続け、これまでに約120回放水。警戒も含む出動回数は約200回に上る。

 市には「異臭がする」「何の臭いか」という通報や問い合わせが寄せられ、県や市は定期的に大気を検査。ぼた山周辺で硫化水素が検出されたことがあるものの健康に影響を与えるレベルではなく住宅がある地域の大気に異常はないという。

 地表への放水では地下の火元に届いていないと考えられるが、掘り起こすと酸素が供給されて火勢が強まる恐れがある。市は消防庁や県と消火方法を協議しており「早急に効果的な対応策を考えたい」(市防災安全課)としている。

=2019/04/06付 西日本新聞朝刊=


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