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石炭・亜炭・炭砿スレ

130とはずがたり:2018/09/22(土) 19:29:28

奈井江1 1968年 175MW 国内炭
奈井江2 1970年 175MW 国内炭
砂川3 1975年 125MW 国内炭
砂川4 1980年 125MW 国内炭

コロラド博士は廃止予定の奈井江をIGCCでリプレースせよとしているが国内炭で高コストな上に350MW程度ではコスト面でも可成り不利ではないか?(大崎の試験実証炉が166MW,勿来の実証炉が250MW,広野と勿来の商用炉がいずれも540MW)

やや新しい砂川含めて全部で600MWあるので奈井江と砂川を統合してリプレースするのが現実的なのかも。

奈井江発電所、休止へ 道産炭使用 町、地域に影響懸念 /北海道
https://www.shinrinbunka.com/news/pickup/12776.html
2018/03/05 朝日新聞 北海道 全文

 北海道電力は、道内で最も古い石炭火力の奈井江発電所(奈井江町、出力計35万キロワット)を来年3月に休止する。石狩湾新港で来年2月に稼働する液化天然ガス(LNG)火力発電所で休止分を代替する。
 奈井江発電所は1号機が1968年、2号機が70年に運転を開始。泊原発(泊村、計207万キロワット)の再稼働の見通しが立たないなか、修理をしながら使い続けてきたが、大規模な設備更新が必要な状況になっていた。建設中のLNG発電所の1〜3号機の出力は計約170万キロワット。泊原発に次ぐ規模となるため、奈井江の休止分を十分にまかなえると判断した。
 奈井江発電所の燃料は、空知地域で露天掘りされた国内炭が使われている。炭鉱や関連産業の存続にかかわるため、奈井江町は「地域経済に大きな影響を与えかねない」としている。近隣の石炭火力の砂川発電所(砂川市、計25万キロワット)に国内炭を振り向ける案もあるが、砂川は奈井江よりも規模が小さい。
 北電は奈井江発電所を廃止ではなく「休止」とし、電力需給が逼迫(ひっぱく)したときに稼働できるよう設備を残す。北電は、地方税である固定資産税を町に納める可能性も含め、「地域と十分に相談していきたい」としている。
 このほか北電は、2019年2月に石油火力の音別発電所1、2号機(釧路市、計14万8千キロワット)を、21年7月に水力の上岩松発電所1号機(新得町、2万キロワット)を、それぞれ廃止する。(とは註:上岩松は老朽化。新得発電所231MWに増強・リプレース)

https://hbol.jp/175234/4
北海道電力は教訓をどう活かしていくべきか?

 最大の対策は調整電源として天然ガス複合火力(NG GTCC)、石炭ガス化複合火力(IGCC)の分散設置でしょう。LNG GTCCは石狩湾新港1〜3合計出力1.7GWeとして2019年から2030年にかけて運開予定です。これらは前倒しされるべきでしょう。一方で、これで集中電源依存が更に進みます。

 石狩湾新港1のかわりに奈井江1〜2が休止(事実上の廃止)予定ですが、奈井江火発は分散・調整電源として旧式石炭火力にも関わらず今回活躍しました。また奈井江火力が休止すると、石狩炭田が全滅します。この奈井江火力をIGCCとして再整備すればどうでしょうか。IGCCならば熱効率50〜60%と天然ガス火力並に高効率で、しかも出力調整・負荷追従が可能です。IGCCは、日本が世界に10年先行していますが、このままでは追いつかれてしまいます。世界最先端が、政策の誤りであっという間に転落した太陽電池の悪夢の再来となりかねません。奈井江IGCCは、技術水準の向上、地域産業振興、送電網の分散・安定化とたいへんに益が多いです。


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