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石炭・亜炭・炭砿スレ

125とはずがたり:2018/09/22(土) 15:04:35

中国国内の石炭価格上昇は国内石炭産業の振興ではなく需要抑制だろうが巧く行く(行った)のかな?

中国:石炭輸入制限導入 一般炭の内外価格差を誘発する懸念
http://coal.jogmec.go.jp/info/docs/180518_48.html
掲載日:2018年5月18日

4月17日付けの報道によると、中国が石炭の輸入制限を課し始め、アジアにおける一般炭輸入価格が圧力を受ける可能性がある。中国の南部や東部の港の一部では、石炭の輸入に対して、荷卸禁止から通関手続き厳格化に至るまで、規制を導入している。規制の厳格さのレベル・広がり具合、および実施期間は不明だが、当局の国内価格の保護、石炭増産を促進するため、輸入炭の増加を制限する考えは明白である。

石炭輸入制限は国内価格を押し上げ、鄭州商品交易所の一般炭先物ベンチマーク価格は 570.2元/トン(3%高)。2018年最高値678元/トン(1月29日)は下回るが、2017年8月以来最大の上昇となった。

当局は、公式には国内石炭価格目標は定めていないが、約550元/トンに保たれている価格帯は、発電コストは過度には押し上げず、石炭採掘業者へは十分な収入をもたらすと政府が感じる水準だと、業界では広く考えられている。特に輸入炭の税額を考慮すると、現在は一般炭の国内価格が、輸入炭に対してより魅力的な水準にある。豪州 Newcastle港積み一般炭スポット価格(FOB Newcastle)は93 USD/トン(0.2%高)、2018年のこれまでの最高価格109.50 USD/トン(1月17日)より約15%低い。

冬のピーク需要後の石炭価格下落は通常であり、輸入制限による一般炭需要の抑制が輸入市場のリスクとなる。税関総署のデータでは2018年1〜3月の全炭種の輸入量は75.41百万トン(前年度同期比16.6%増)。2017年1〜3月ほど早い増加ペースではなく、石炭輸入量は増加より減少すると当局が考えている可能性がある。4月の一般炭輸入量は、輸送中等のデータに絞ると約17.6百万トンの可能性がある。

2016年末には冬期向けの買い溜めにて一般炭輸入価格が急騰したが、その様な重要な出来事による内外価格差が生じる可能性はあるが、一般炭の国内価格は通常FOB Newcastle価格に後続する。輸入制限の様な政策主導は、国内炭価格を上昇させる可能性がある。
(石炭開発部 辻  誠)


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