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石炭・亜炭・炭砿スレ

108荷主研究者:2017/12/20(水) 22:59:07

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/148626?rct=n_hokkaido
2017年12/02 05:00 北海道新聞
褐炭からメタンガス生産 幌延で実験、技術を確立 ノーステック財団

 北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団、札幌)は、石炭のうち不純物が多く、活用しにくい「褐炭」からメタンガスを取り出す技術を確立した。1日付の英国の学術誌で発表した。地中の微生物の作用を使い、ガスを取り出す。火力発電や、ガス供給による熱源として実用化し、エネルギーの「地産地消」につなげたい考えだ。

 同財団は宗谷管内の幌延町、豊富町、猿払村、稚内市の4市町村にまたがる天北炭田の地中(深さ約130〜200メートル)から褐炭を採取し、財団の幌延地圏環境研究所(幌延町)で実験を行った。褐炭に過酸化水素水を注ぎ、化学反応で有機酸に分解した。次に有機酸を栄養源とする微生物「メタン菌」を炭田の地中から採取、培養した後に加え、菌体内の代謝で発生するメタンガスを取り出した。

 褐炭1トン当たりのメタンガスの生産量は15〜25立方メートル。天北炭田にある褐炭は道内最大の20億トンとされるが、熱量が低く、石炭としての利用価値は乏しい。今回の技術でガスとして使えれば、幌延町全体の40〜150年分のエネルギーを供給できる可能性があるという。

 財団は来年度から炭田の地中での実験を行う。ガス化技術は将来、事業者に提供し、小規模な火力発電や、コージェネレーション(熱電併給)システムでの活用を見込む。同じ化石燃料でも、海外産を使うより輸送時の燃料消費などを節約できるほか、財団の中西猛雄常務理事は「(発電量が不安定な)風力や太陽光発電を補う電源にも使える」と話している。


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