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自民党政権綜合スレ

650名無しさん:2013/05/11(土) 22:18:21
 日銀が異次元の金融緩和を決めた4月の金融政策決定会合の議事の中で、円安・株高を 背景に、
企業や家計のマインドが改善し、内需の底堅さにつながっているとの指摘があった。
 安倍政権の経済政策「アベノミクス」の柱の一つである金融緩和の影響を受けて、いち 早く進んだ円安は、
いずれ輸出の増加を通じて景気を上向かせる。輸入品の価格上昇による悪影響も懸念されるが、日本全体で見れば、円安は利点の方がはるかに大きい。

 輸出に関わる製造業が多い北陸では、円安によって受注環境の改善を見込む企業が増え ている。水力発電が多いため、
他の地域のように、火力の燃料費上昇で電気料金が上がる動きも出ていない。そうした中で輸出の伸びが生産と設備投資の増加をもたらせば、
雇用や賃金に反映し、消費が増える好循環が生まれる可能性がある。

 いま北陸で円安効果を実感させるのは外国人観光客が増えていることだ。兼六園や立山 黒部アルペンルートでは欧米や台湾の観光客でにぎわっている。
北陸を訪れた外国人によって好印象が伝われば、北陸新幹線が開業したときに東京から入ってくる外国人が増えるのではないか。

 とはいえ、円安の効果が幅広い分野に波及するには時間がかかる。足元では、燃料や原 材料の輸入価格上昇の影響が出始めた。

 輸入飼料の高騰が畜産農家の経営を圧迫し、燃油価格の上昇で全国のイカ釣り漁業者が 2日間、一斉に休業した。
円安の悪影響は規模が小さい事業者ほど大きく出る。当面は行政がそれぞれの業種の事情に応じて支援策を検討する必要があるだろう。

 円安進行と言っても、いまは昨年に1ドル=70円台まで進んだ歴史的な円高が90円 台後半まで修正された段階である。

 2008年のリーマンショック後、米国や欧州では通貨が大量に供給されたのに比べて 、日銀は供給量をほとんど増やさなかった。
いまは不十分な金融緩和で進んだデフレと円の独歩高の是正がようやく始まったところである。
部分的に表れた円安の弊害をことさらに取り上げて経済再生の動きに水を差せば、失うものは大きい。

ソース 北國新聞 社説
http://www.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm


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