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自民党政権綜合スレ

510チバQ:2013/03/26(火) 23:29:53
http://mainichi.jp/select/news/20130321ddm002020080000c.html
日銀・体制変革:リフレ派の挑戦/上 黒田体制が発足(その2止) 「旧体制は葬られた」
毎日新聞 2013年03月21日 東京朝刊

 <1面からつづく>

 ◆日銀・体制変革(レジーム・チェンジ)

 ◇安倍人脈、人事を主導
 昨年11月中旬。自民党の安倍晋三総裁は東京都内のホテルで自らを囲む会「晋如会(しんじょかい)」に出席、東芝の西田厚聡会長ら財界重鎮と向き合った。主宰者は中原伸之元日銀審議委員。速水優総裁下の日銀で、物価目標(インフレターゲット)導入や円高是正に向けた外債購入などを提案し続けた「筋金入り」のリフレ派だ。

 中原は98年の改正日銀法施行後の金融政策を「成功」と「失敗」に分けて評価したペーパーを安倍に手渡した。出席者は安倍が一瞬、はっとした表情を浮かべたのに気付く。07年の第1次安倍政権時の日銀の利上げを「失敗」と記した箇所に目をやった時だった。

 安倍は日銀のレジーム・チェンジ(体制変革)を約束、中原ペーパーを手に会場を後にした。「白川(方明)総裁の任期切れを待っている暇はない」「輪転機をぐるぐる回してお札を刷る」。安倍の日銀批判はエスカレートした。

    ◇

 政治の金融政策への注文や日銀人事の舞台回しは財務省が行うのが通例。安倍の激しい日銀批判は同省を悩ませた。省内では安倍演説の一覧ペーパーが作られ、幹部が安倍側近議員を訪ねて「日銀から見れば財務省もリフレ派。我々に任せてほしい」と要請した。だが、安倍の日銀批判はやまず、金融緩和拡大を当て込む市場は株高・円安で反応した。「次元の違う金融政策」を公約した安倍自民党は12月の総選挙で圧勝。「晋如会」の一人は「この選挙は(旧態依然の)日銀を葬る国民のクーデター。次はポスト白川だ」とつぶやいた。

 財務省は、5年前の総裁人事で副総裁でありながら、国会の「不同意」で総裁になれなかった元次官の武藤敏郎大和総研理事長のリベンジを探っていた。武藤は昨年11月、毎日新聞のインタビューで、大胆な緩和を求める安倍の主張を「理解できる」と明言。財務省幹部はこの部分に赤線を引いた記事のコピーを安倍の下に届けた。ただ、武藤は中原ペーパーが失敗と評価した07年の利上げに副総裁として賛成した人物。

 「武藤さんは立派な方だが、リフレじゃない」。安倍から告げられた側近の一人は「首相が武藤起用に傾いたことはなかった」と振り返る。一方、デフレの元凶とされた日銀は総裁ポストを早々にあきらめ、理事を一人、副総裁に押し込もうと躍起だった。


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