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自民党政権綜合スレ

3758とはずがたり:2020/06/15(月) 22:32:40

下村氏、稲田氏の議連設立に見る、安倍首相「二つの失敗」
「週刊文春」編集部2020/06/12
source : 週刊文春 2020年6月18日号
https://bunshun.jp/articles/-/38341

「コロナ後の日本はいかにあるべきか、この議連で打ち立てたい」

 自民党の下村博文選挙対策委員長(66)は6月4日、「新たな国家ビジョンを考える議員連盟」の呼びかけ人、30人余りを前に気勢を上げた。11日に正式発足させる方針で、「150人は集まる議連にしたい」と強調。本人は意気軒昂だが、「声をかけられたけど、どうしよう」(若手議員)と戸惑いの声が広がっている。

 会長に下村氏、幹事長に稲田朋美党幹事長代行が就く議連発足の背景には、二人が所属する細田派を実質的に率いる安倍晋三首相の「二つの失敗」がある。


 一つは岸田文雄政調会長への禅譲路線の失敗だ。4日にあった下村議連の準備会合の1時間後、岸田氏が本部長を務める「新国際秩序創造戦略本部」も発足。下村議連と同じく「コロナ後」の社会像を描くことが狙いだ。岸田氏側近は「岸田政権の政策の土台にしたい」と意気込むが、下村、稲田両氏はテーマがもろにかぶる会合を同日にぶつけたのだから狙いは明白。政治部記者が解説する。

「ポスト安倍の最右翼ながら人気がない岸田氏を二人は小馬鹿にしている。首相がいくら岸田推しでも、細田派も抑えられないぐらい先行きは怪しい。首相の求心力が落ちている証左だ」

もう一つの「失敗」は?
 もう一つの失敗は、派閥の後継者育成だ。

「下村氏が議連を立ち上げた理由は大手紙が書くような岸田氏への牽制だけではない。むしろ同じ細田派の西村康稔コロナ担当相の台頭への焦りだ」(首相側近)

 コロナ対策の陣頭指揮を執る西村氏は急速に知名度を上げ、世論調査でポスト安倍候補の選択肢に入れるメディアも出てきている。


「下村氏は閣僚や党5役を経験し、主観的には『自分は首相候補』。だが人望もなく客観的にはあり得ない」(前出・記者)。稲田氏も二階俊博幹事長ら実力者に取り入る“爺殺し”の才覚は発揮するが、肝心の安倍首相に総裁選出馬を訴えても「次は岸田さんを推すから、やめて欲しい」と止められた。一方の西村氏も知名度を上げたとはいえ、首相が信頼する杉田和博官房副長官に「しゃべりすぎだ」と揶揄される存在だ。そんな「軽すぎるおしゃべり大臣」に嫉妬するのだから下村、稲田両氏の軽さは想像を絶する。

 政治部デスクは「首相は8月には佐藤栄作を超え、連続在任記録が歴代最長となるが、何もレガシーがない」と言う。「金を残して死ぬは下。仕事を残して死ぬは中。人を残して死ぬは上」とは後藤新平の名言だが、下村氏らの動きを見るにつけ、安倍首相が“上”になるのは難しそうだ。


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