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自民党政権綜合スレ

3136名無しさん:2016/11/20(日) 21:21:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161110-00000111-mai-pol
<TPP>衆院通過も与党に漂う無力感 発効の見通し立たず
毎日新聞 11/10(木) 21:35配信

 政府・与党は10日に衆院通過した環太平洋パートナーシップ協定(TPP)承認案・関連法案について、30日までの今国会会期を延長して成立させる方針だ。しかし、安倍政権が「成長戦略の柱」と位置づけたTPPも、米大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利し、発効の見通しが立たない。いまさら引き下がれずに採決に踏み切ったものの、与党には無力感も広がる。

 自民党の竹下亘国対委員長は「一つの区切りだ。参院の審議に期待している」と記者団に語る一方で、「ここまで遅れた責任は我々にある」と振り返った。

 衆院通過で今国会中の承認の見通しは立ったが与党に高揚感はない。自民党中堅議員は「TPPはもう発効できない。日本側が承認を目指すのは見えでしかない」と漏らした。

 政府・与党が今国会でのTPP承認を最重視してきたのは「再交渉をしない」との姿勢を示すことに加え、米国の承認の後押しをするためだった。

 そもそもの誤算は米大統領選でクリントン氏優勢とみていたことにある。選挙戦でTPP反対を表明したクリントン氏だが、オバマ政権の国務長官としてTPPを推進してきた。これまで政府が培ったパイプを通じて米国を再びTPP参加に引き戻し、日本主導で発効を実現する--。山本有二農相の相次ぐ失言により野党が反発を強める中、4日に衆院TPP特別委員会で採決を強行したのもこうした戦略があったためだ。

 だが、トランプ氏勝利でその戦略は見通しを失った。政府関係者は「この国会はほとんど意味がなくなった」と漏らした。

 10日の採決では、自民党の鈴木憲和衆院議員が採決時に退席し、党農林部会長代理の役職も辞任した。二階俊博幹事長は「処分に値しない」と不問に付す考えを示したが、後味の悪さが漂う。【野原大輔、飼手勇介】

 ◇野党は足並み乱れる

 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)承認案・関連法案の採決では、民進党が退席したのに対し、共産党は出席して反対し、野党の足並みが乱れた。TPP反対のトランプ氏の勝利は、野党側には好機にもなりうるはずだが、気勢は上がらない。

 「強い意志をもって退席した。今回の強行採決は日本の国会の歴史の大きな汚点になる」。民進党の山井和則国対委員長は衆院通過後、こう強調した。

 だが、民進党は参院では承認案・関連法案の11日の審議入りに応じる方針。衆院で「採決阻止」を掲げながら参院での審議に応じるわかりにくい姿勢に対し、他党には反発がくすぶる。

 採決に先立つ4党国対委員長会談では、社民党の照屋寛徳氏が「対応がおかしい」と批判。山井氏は「同じ党内でも衆参で対応は違う」と釈明に追われた。会談では、山井氏は「国会が不正常だと示したい」と退席を提案したが、共産党幹部は会談後「そこまで付き合えない」と突き放した。

 TPP参加は旧民主党政権時代に検討が始まった。3党が民進党への不信を募らせるのは、民進党内が決して一枚岩ではないという現状からだ。採決直前の党代議士会では「TPP反対を貫いてきた」と発言した福島伸享氏に重徳和彦氏が「党全体が最初から反対だったわけではない」と反論。出席議員から「最初から反対だ」「いや違う」などの声が続出し、騒然となる一幕もあった。【樋口淳也、朝日弘行】


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