したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

自民党政権綜合スレ

31チバQ:2012/12/01(土) 19:50:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000234-mailo-l31
守るべきものは?:’12衆院選/4 子育て支援 お金を渡せばOK? /鳥取
毎日新聞 11月30日(金)15時32分配信

 ◇保育施設充実など環境整えば2人目も…
 ◇女性の就業率と共働き世帯割合、全国6位
 「お金を渡せば、『はい、OK』という話ではないですよね」。前回の09年の衆院選で民主党が目玉政策として打ち出した「子ども手当」。結婚を機に仕事を辞め、現在7カ月の娘を育てている鳥取市富安1の主婦、吉村あこさん(30)はそう語る。
 「子ども1人当たり月額2万6000円を中学卒業まで支給する」と国民と約束した子ども手当だったが、財源不足から満額支給を断念。10年6月から半額の1万3000円の支給を始めた。今年度からは所得制限付きの「新児童手当」に変わり、▽3歳未満が1万5000円▽3歳〜小学生1万円(第3子以降1万5000円)▽中学生1万円−−が支給されている。
 この日、吉村さんは娘とともに鳥取市の商店街にある一時預かり施設を訪れていた。買い物や所用を済ませる間、急な依頼でも子どもを預かってくれるため、お母さんたちに人気がある。吉村さんは、月額1万5000円の新児童手当を「ありがたいし、少ない額とは思わない」と言うが、「家計でやり繰りすれば捻出できるほどの額をもらうよりも、一時預かり施設の充実や高額な任意接種の助成などの方が助かる」と実感を込めて言う。
 子育てを巡る課題は多岐にわたる。県子育て王国推進局が今年7月にまとめた「県の少子化の現状と子育て支援の取組」によると、11年4月1日現在で年度当初の保育所の待機児数はゼロ。10年度の人口当たりの小児科医数は全国1位▽産婦人科医数は2位−−と県内の子育てを巡る環境は充実している。1人の女性が一生の間に生む子どもの数の平均を示す「合計特殊出生率」も、県内は09年が1・46(全国平均値1・37)、10年1・54(同1・39)、11年1・58(同1・39)と3年連続で増加している。
 一方で、女性の就業率と共働き世帯の割合が5割を超え、10年の国勢調査では全国6位と、働く女性が多いのも鳥取の特徴。「夫が外で働き、妻が家庭を守る」という考え方も根強く、仕事に家事にと女性にかかる負担は大きい。09年の男女共同参画意識調査の「家庭の仕事分担状況」を見ても、食事の支度や片付け、洗濯、掃除、買い物などは6割以上の家庭が女性1人でこなしている。
 0歳児の母親である同市吉成の永井なつみさん(32)は育児休業中。仕事に復帰する来年度以降は保育所に子どもを預けようと第3希望までの申し込みをして、今は結果待ち。「新年度時点の待機児はゼロだが、途中編入は難しく、必ずしも希望する保育所に入れるわけじゃない。現金でもらう手当より、子どもを預ける場所が増えた方が安心して働ける」
 県子育て応援課も「子育てをしながら働ける制度や男性の育児参加など、女性が働きやすい環境づくりは取り組むべき課題だ」と認める。男性従業員に対して育児休業を取得させた事業主に対し10万〜50万円の助成金を支給する制度を昨年度から開始したほか、子育て中の男性の就業時間の短縮、男性の育児休暇取得の推奨などを呼びかけている。
 「男性が一緒に育児をすることでパートナーとの関係性が深まる。時間に余裕ができることで女性も仕事が続けられる」。自身の体験からそう語るのは、積極的に育児に取り組む男性「イクメン」のための講演などを企画する鳥取市のNPO法人「KiRALi」の代表理事、福井正樹さん(56)。
 教員の妻と2人の娘を育てた福井さんだが、結婚した時は育児に関心は無かった。長女が生まれた27年前、「育児に協力する」と言ったところ、喜んでもらえるどころか、妻から「2人とも働いているのになんで私だけ子育てするの!」と返され大げんか。以来、子育てに対する思いを入れ替えて育児に取り組んだ。「おむつ替えなんかもできたら楽しい」。社会人となった2人の娘とは今も仲良しで、妻も仕事を続けている。
 一緒に遊ぶ子どもたちに目を細めながら、吉村さんと永井さんは声を合わせる。「子どもを生んで子どもはかわいいなあと本当に思った。安心して育てられる環境さえ整えば、2人目を生みたい」【加藤結花】
11月30日朝刊


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板