したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

自民党政権綜合スレ

304名無しさん:2013/01/17(木) 20:58:18
なぜなら参院は定数の242から欠員6を引いて、過半数が118だ。
これに対して自民党と公明党は合わせて102なので、過半数に16足りない。
渡辺喜美のみんなの党が11あるので、これを引くと過半数に足らない数は5。
まさに荒井がまとめた5票を加えると過半数に達するのだ。荒井の働きは価千金である。

?安倍は荒井と何を話し合ったのか。
荒井は私の電話取材に「私は友情で安倍を支えたい。福島の事情も分かっている。
福島原発から38キロの場所で家族と暮らしているのは、私だけです。
そういう私にできる仕事もあるかもしれない」と控えめに話した。

?参院の状況を踏まえれば、安倍が荒井の支援を頼りにしているのは想像に難くない。これも国会対策ではある。

?それに、みんなの党。渡辺喜美を第1次安倍政権で公務員制度改革担当相に起用したのは安倍だ。
渡辺にとっては初入閣だった。2人はもちろん電話で話せる間柄である。
安倍は自ら橋下、荒井、渡辺らと連絡をとりつつ、1月下旬から始まる通常国会に備えて自ら国会運営の環境整備に動いている。

事前に考えていた日銀総裁人事のプロセス

?それから政策課題である。

?安倍は15日、首相官邸に内閣官房参与を務めるイェール大学の浜田宏一名誉教授や
中原伸之・元日銀審議委員ら金融専門家を呼んで金融政策について意見を聞いた。
具体的な日銀総裁候補の名前などは出なかった模様だが、ここでも安倍の意欲を印象づけた。

?日銀総裁人事はもちろん、財務省にとって最大の関心事項だ。
そうであれば人事の根回しや舞台回しは財務省が主導権を握って動かしてもおかしくない。
というか、普通なら当然、そういう展開になる。たとえば有力候補者の名前をメディアに繰り返し書かせて、
既成事実化を図るのもその一環である。

?ここで安倍官邸が総裁人事を念頭に一足先に有識者の会議を開いたのは、財務省にとっては「出遅れた感」がある。
人事で主導権を握ろうとするなら、むしろ財務省がそうした舞台を設営してもよかったのだ。
呼ばれた有識者たちも、ほとんどが安倍の意に沿った人物だった。

?私の取材によれば、安倍はかなり前から、この有識者会議の開催を考えていた。
日銀総裁を決めるプロセスについて、事前に念入りに組み立てていたのだ。

記者クラブの意向にはとらわれない

?もう一つ、メディア対策もある。

?通常、首相との単独会見は新聞、テレビの記者クラブ側が主導権を握って仕切る。
首相がどのタイミングでどうインタビューに応じるか、クラブ側と合意したうえで各社公平に扱われるようにセットされるのだ。

?ところが今回、安倍はまったく記者クラブ側の意向にとらわれていない。
たとえば私自身が聞き手になった東京新聞のインタビューは、記者クラブを通して実現したわけではない。
安倍から私に直接、申し込みがあったのだ。

?私は編集の取材記者ではないから、特に自分が必要と考えない限り、あまり政治家に単独インタビューする機会はない。
だが、首相から話があって断る理由はどこにもない。それで受けた。
こうしたインタビューはこれまでの慣例からすれば異例である。

?安倍は読売テレビの名物番組「たかじんのそこまで言って委員会」にも出演している(1月13日放送)。
番組プロデューサーから直接聞いた話だが、実は首相に就任する前から「あなたの番組に出てもいいよ」という話があったという。

?安倍はこの番組に出演するのは8回目だが、現役の内閣総理大臣として出演するのはもちろん初めてだった。
首相のテレビ出演には記者クラブ側で回数や条件など「しばり」があるようだ。これも安倍主導を裏付けるエピソードである。

?安倍自身は日本経済再生本部の発足に際して「ロケットスタートという思いで一丸となってがんばってもらいたい」
と檄を飛ばしている。もちろん勢いのいいスタートを意識しているのだろう。
これまでのところ安倍の口から「官邸主導」という言葉は聞こえてこないが、マイペースにそれなりの手応えを感じているのではないか。
(文中敬称略)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板