したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

自民党政権綜合スレ

2487チバQ:2015/11/01(日) 20:19:36
http://www.sankei.com/politics/news/151101/plt1511010003-n1.html
2015.11.1 09:00
【安倍政権考】
入閣するには性転換するしかない? 内閣改造から1カ月 なおくすぶる不満





(1/2ページ)

第3次安倍改造内閣が発足し、記念撮影に臨む安倍晋三首相(前列中央)ら=10月7日、首相官邸 (福島範和撮影)
 第3次安倍晋三改造内閣の発足から約1カ月がたつが、自民党内に人事に対する不満がくすぶり続けている。安倍首相は今回の内閣改造で、来夏の参院選を見据え、約半数の閣僚を留任させた。このため、初入閣は9人。しかも、党内各派閥の意向に配慮せず、当選回数の少ない女性議員を一本釣りした。党役員や部会長の人事も固まったが、“政高党低”人事はくっきり。くすぶる不満は安倍首相の求心力に影響を及ぼしかねない。

 首相は内閣改造で、従来の派閥均衡型の人事を行わなかった。その首相が、厚遇したのが自身の出身派閥で党内最大勢力の細田派だった。閣僚は改造前の2人から4人に倍増。4人はいずれも閣僚経験はなく、9人の初入閣のうちの半数近くを占める。

 今回の改造に並々ならぬ決意で臨んだ細田派は、会長の細田博之幹事長代行が9月、「入閣推薦者」を安倍首相に直接伝えていた。細田派幹部は「派閥の人数からいえば4人は妥当だ」と満足な表情を浮かべる。

 一方、岸田派は5人から1人に激減した。唯一入閣したのは会長の岸田文雄外相だけ。しかし、細田派以上に期待していたのは、実は岸田派だった。というのも、9月の党総裁選で岸田氏が安倍首相の無投票再選に貢献し、“論功入閣”が増えるとされたからだ。期待が大きかっただけに、ショックも大きい。 

 岸田氏は、野田聖子前総務会長の総裁選出馬を支援した岸田派名誉会長の古賀誠元幹事長の意に反してまで、首相を支持した。内閣改造を控えた10月5日に山梨県富士吉田市で開いた派閥研修会では「特定の思想にとらわれることなく、リアルに政策をしっかりと打ち出していく」と語った。党内リベラル派とされる岸田派であっても、保守色の強い安倍政権を支える柔軟さを示したのだ。


 それだけに、岸田派中堅は「総裁選であれだけ苦労したのに…。『一将功成りて万骨枯る』だ。岸田派、惨敗の秋。今回の改造内閣は『清和会(細田派)内閣』だ」と不満を隠さない。

 一方、安倍首相は今回も女性議員を重用した。9人の初入閣のうち、女性は丸川珠代環境相と島尻安伊子沖縄北方担当相の2人。内閣改造後の女性閣僚は留任した高市早苗総務相を合わせて3人となった。

 第3次安倍内閣より1人減ったが、第2次安倍内閣が発足して以来、「女性の活躍推進」を重要課題に掲げてきた。初入閣の丸川、島尻両氏とも参院当選2回だ。「女性枠」での起用で、しかも「入閣適齢期」の先輩議員を飛び越す格好となった。それだけに、嫉妬ややっかみを飛び越え、「大臣になるには、もう女になるしかないな」(中堅議員)との恨み節も聞こえてくる。

 その後の党内人事でも、希望の役職に就けなかった議員からの失望や落胆の声が渦巻いている。もちろん、みんなが満足する人事などはありえない。安倍首相も、党内の求心力が低下することは織り込み済みだったはずだ。

 ただ、今回の党総裁選で野田氏が出馬を模索したとき、ベテランから若手まで推薦人に名を連ねようとしたのは、潜在化する不満分子が少なからず党内にいることの証左だろう。人事をきっかけにそうした不満はさらに膨らみ、「1強」の下では深く“地下”に潜り、やがて吹き出す可能性もある。

(政治部 小島優)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板