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自民党政権綜合スレ

2344名無しさん:2015/10/12(月) 01:16:00
>>2343

困難な出口戦略

 1月中旬、スイス国立銀行(中央銀行)が突然、自国通貨スイスフランの対ユーロ上限を撤廃したことで世界の金融市場は混乱。投資家はリスクを軽くしようと安全資産とされる日本国債を買う動きを強め、国債の「品薄感」に拍車が掛かった。この結果、長期金利は一時0.1%台という歴史的低水準となった。

 「債券市場の機能は完全に失われた」

 最近、債券アナリストからは日銀に対してこんな批判が目立つようになった。

 日本の一般政府債務は1100兆円超という天文学的な数字。本来であれば、財政悪化による信用不安から金利上昇の圧力が強まるはずだ。しかし、日銀による“官製相場”で、金利は政府の財政悪化に警告を発する役割を発揮できなくなった。

 その一方、将来的に日銀が金融緩和の縮小に動くか、市場で「2018年問題」が意識されるようになれば、抑圧され続けた長期金利は一気に跳ね上がる恐れもある。

 国債の利子負担が膨らむほか、国債を買ってくれる人がいなくなり、「財政破綻」の懸念が現実味を帯びる。また、企業や家計が銀行から借り入れるお金の利息も急騰してしまう。

 BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストは「日銀は、国債価格の暴落(金利急騰)を避けるため、緩和を縮小できなくなるだろう」と警告。

 三菱東京UFJ銀の石丸康宏・経済調査室次長も「財政健全化への道筋が示されなければ、緩和終了に向かう日銀の『出口戦略』は難しくなる」と分析した。

 最近の超低金利は、2018年問題の深刻さを物語っているのかもしれない。


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