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自民党政権綜合スレ

17チバQ:2012/12/01(土) 19:31:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000076-mailo-l02
乱:’12衆院選・争点の現場から/3 震災復興 政治家の本気度見えず /青森
毎日新聞 11月30日(金)11時34分配信

 ◇「早く元の生活に戻して」
 「昭和40年代までは馬が放牧されていたんです」
 今月25日の午後。西日が差す八戸市東部の観光名所・種差海岸を環境省中央環境審議会の委員10人が訪れた。来年5月に予定される「三陸復興国立公園」編入にむけた視察で、一行はボランティアで海岸の清掃に取り組む「はちのへ小さな浜の会」の中里栄久寿事務局長(70)らから、天然芝生地の成り立ちや震災の被害状況などの説明を受け、美しい海岸の風景を堪能した。
 審議会の竹内和彦部会長は「自然の恵みと共に脅威とも付き合う意味がある。津波の記憶を残しつつ整備できれば」と強調した。
 「国立公園化でメディアの露出も増える。私たちにとって最後のチャンスだ」
 種差観光協会の柳沢卓美会長(64)は歓迎する。市内随一の観光地も、昭和40年代をピークに客が減り続け、5軒あった旅館が1軒になるなど低迷に苦しむ。津波での芝生地への影響はなかったが、近くの漁港では漁船が流されるなど甚大な被害に見舞われた。柳沢さんは「長期低迷で設備投資ができない悪循環に陥っていた。やっと意欲が出てくる」と期待を寄せる。
 八戸市の復興は、他の三陸沿岸地域よりも順調だ。津波で約4割が倒壊した八戸港最大の防波堤「八太郎北防波堤」は修復が進み、自力再建が難しい被災者に自治体が用意する災害公営(復興)住宅の建設も始まった。
 しかし、被災した市民からは「復興を実感できない」との声も聞かれる。
 「政局ばかりで、決められない政治が続いた」。八戸市湊地区の男性(64)は吐き捨てるように言った。胸の高さまで来た津波の影響で自宅は半壊。家財道具ごと水につかったが、新築はかなわず、義援金などで修復して何とか暮らしているという。経営する魚介類販売店も震災後は売り上げが減少の一途といい「一向に良くならない。政治には期待できない」と切り捨てた。
 八戸市では市川地区や湊地区など沿岸部で254棟が全壊し、147棟が大規模半壊の被害に見舞われた。いまだ108世帯269人が市営住宅などでの避難生活を余儀なくされている。浸水区域では再建された真新しい住宅の合間に、無残な基礎だけをさらす家々もある。
 「ハコモノだけじゃなく、被災した人たちがいち早く元の生活に戻れるようにして」。JR陸奥湊駅前の市場で働く女性(60)は訴える。「迅速な震災復興」「復興予算の使途見直し」−−。各党が掲げる公約は、被災者の思いとすれ違う。駅前で弁当を販売していた男性(58)はつぶやいた。「震災で関心が集まった去年より売り上げが落ちている。政治家の復興への本気度が見えない」=つづく
11月30日朝刊


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