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自民党政権綜合スレ

1649チバQ:2014/12/27(土) 22:11:05
http://www.sankei.com/premium/news/141227/prm1412270024-n1.html
2014.12.27 07:00
【検証・地球儀俯瞰外交】
(下)中東アフリカ・中南米 長期政権ならではの強み 「空白地」行脚で中国に機先





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1月10日、コートジボワールのワタラ大統領(右)とサッカーW杯のユニフォームを交換する安倍晋三首相=アビジャン(共同)
 7月22日、安倍晋三首相がイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、パレスチナ自治区のガザ情勢の悪化をめぐって協議した。首相は「すべての当事者の自制」を求め、ネタニヤフ氏にこう伝えた。

 「私の弟がまもなくそちらにうかがいますから、よろしくお願いします」

 実弟の岸信夫外務副大臣(当時)が中東歴訪中のタイミングだった。岸氏は2日後、ネタニヤフ氏と面会し、安倍首相が近い将来、イスラエルを訪問する意志があることを伝達した。

 首相はその通り来年1月中旬からイスラエル、パレスチナなど中東各国・地域を歴訪する。長年、紛争当事者となってきたイスラエル、パレスチナ双方に足を運ぶことで「積極的平和主義」を世界にアピールするねらいだ。

 中東は国際通商上の主要な海上ルートに位置し、石油などエネルギー資源を世界に供給する重要地域でもある。首相は第2次政権発足後、3回目の中東訪問となるが、それだけ重視するのは、火種が絶えないこの地域の安定は日本にとって死活問題になるからだ。

 首相が進める「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」のテーマの一つは、ここいくつかの歴代政権が腰を据えて訪れていなかった中東、アフリカ、中南米といった地域に目を向けることだった。短命政権下では、どうしても“身近”なアジアや欧州への訪問を優先せざるを得ない。自民、公明両党による安定した政権基盤に支えられる首相には、長期的な視野で外交戦略を組み立てられる「強み」がある。

 「本年はFIFAワールドカップ(W杯)の年。日本が最初に戦う相手は誰あろうコートジボワールだ。どちらが勝っても互いの健闘を気持ちよく賞嘆しあおう」

 西アフリカに位置するコートジボワールの最大都市アビジャンのホテルで1月10日に開かれたワタラ大統領主催の晩餐(ばんさん)会。安倍首相がスピーチでサッカーW杯ブラジル大会の話を持ち出すと会場は笑いに包まれた。ワタラ氏のほか周辺10カ国の首脳も顔をそろえていた。ワタラ氏の呼びかけに、各国首脳が「シンゾーに会いたい」と集まっていたのだ。

 日本の首相がアフリカの複数国を訪問するのは、平成18年の小泉純一郎氏以来8年ぶりだった。小泉政権を引き継いだ第1次安倍政権以降、日本の首相がきびすを接して交代している間に、中国は「新植民地主義」といわれるほどアフリカに積極進出し、日本は大きく後れをとった。

 ただ中国人労働者を大量に投入する中国のやり方は批判も多く、「人材育成」を前面に出す日本流の支援にアフリカ各国首脳の期待は高まっている。首相周辺は「日本が国連などと共催しているアフリカ開発会議(TICAD)を再来年は初めてアフリカで開く予定だ。関係を一層深める機会としたい」と語る。


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