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自民党政権綜合スレ

1645チバQ:2014/12/27(土) 22:07:57
http://www.sankei.com/premium/news/141222/prm1412220008-n1.html
2014.12.22 07:00
【検証・地球儀俯瞰外交】
(上)「日本式」を武器に対中包囲網着々と アジア、オセアニア地域





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7月9日、オーストラリアのアボット首相(中央左)とウエスト・アンジェラス鉱山の鉄鉱石採掘現場の視察に訪れた安倍晋三首相(同右)=オーストラリア・ピルバラ地区(共同)
 衆院選の投開票日前日の12月13日夜、カンボジアの内務省高官と野党議員が東京・秋葉原で行われた自民党候補の街頭演説会を視察した。東南アジアではあり得ない気温8度の寒さのなか、高官らは安倍晋三首相の「最後の訴え」に整然と耳を傾ける聴衆の秩序ある行動に目を見張った。

 翌14日に訪れた千葉市内の投票所での光景もまた驚きだった。「国民が当局を信頼し、平穏に選挙が行われている」。高官らは日本の民主主義の徹底ぶりに感銘し、帰国したという。

 昨年11月、日本の首相として13年ぶりにカンボジアを訪れた安倍首相は、フン・セン首相に同国が取り組む民主主義改革への支援を約束した。衆院選視察はそれを受けてのものだった。

 首相が第2次政権で掲げてきた「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」は、「法の支配」を強く打ち出している。念頭にあるのは東シナ、南シナ両海への無法な進出に突き進む隣国の中国だ。

 日本外交最大の課題の一つである対中関係を踏まえれば、中国と地理的に近く影響を受けやすい諸国ともに戦略的に包囲網を構築していく必要がある−。

 そんな思いを胸に首相が第2次政権発足後、真っ先に足を運んだのは東南アジア諸国連合(ASEAN)のベトナム、タイ、インドネシアの3カ国だった。

 第1次政権最初の訪問国が中国と韓国だったのとは対照的だが、首相周辺は「中韓とも新政権発足直後で国内基盤が安定しておらず、首脳会談を急いでも成果が得られないと判断した」と振り返る。首相は約11カ月でASEANの10カ国を“制覇”した。

 ただ、それだけでは対中包囲網は敷けない。首相は「日本ならではのきめ細かいノウハウ」(政府高官)を武器として、関係強化につなげる戦略を描く。

 今年11月13日夜、ミャンマーのネピドーで行われたASEAN関連首脳会議を終えた安倍首相は過密日程のなか、旧首都ヤンゴンの中央郵便局に向かった。同郵便局は日本の郵便局をモデルに改装されたばかりだった。

 制服姿の局員を前にして首相は、高市早苗総務相に宛てた絵はがきを投函(とうかん)し「民主化において情報伝達の発展は不可欠だ」と、ミャンマーの民主化を支援していく考えを強調した。長く軍事政権が続いたミャンマーは郵便機能が脆弱(ぜいじゃく)で、国内の通常郵便も数日かかる。このため日本政府は今年5月から日本型郵便システムの導入支援に着手し、総務省が配達経路策定から仕分け方法までOB職員らを派遣して指導している。

 郵便の発達は当然、関連ビジネス創出につながる。首相は民主化支援と成長戦略を両立させる日本型郵便システムの輸出拡大の旗を振る。総務省によると、アジア・欧州の数カ国から日本型郵便の導入を求める声も寄せられているという。

 安倍首相はインド、オーストラリア両国とは首脳との個人的友好を含めた関係強化に力を注ぐ。首相は日米印豪4カ国による「安全保障ダイヤモンド構想」を提唱し、実現へと歩を進める。ここでも、中国の軍事的脅威が接着剤になる。

 「日本に『フェア・ゴー』を与えてほしい。『フェア・ゴー』とは公平に見てくださいということだ」


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