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自民党政権綜合スレ

1565チバQ:2014/11/25(火) 19:30:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141122ddm041010149000c.html
「大義」の陰で:2014衆院選/3 復興政策カラ回り 人件費増、1.2億円赤字
毎日新聞 2014年11月22日 東京朝刊

現場で技術者と打ち合わせをする伊藤さん(右)。工事が進まず、焦りの色が濃い=福島県南相馬市原町区で2014年11月17日午前9時11分、神保圭作撮影
現場で技術者と打ち合わせをする伊藤さん(右)。工事が進まず、焦りの色が濃い=福島県南相馬市原町区で2014年11月17日午前9時11分、神保圭作撮影
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 表情に焦りの色が浮かんでいる。「工期に何とか間に合わせてほしい」。福島県南相馬市の復興住宅の建設現場。パワーショベルが土を掘り返す横で、地元の「石川建設工業」の1級建築士、伊藤真之さん(52)が職人たちにハッパをかけた。建設重機のうなりは、復興の進まない被災地のいらだちのようにも聞こえる。

 1月に80世帯分の建設を市から12億円で受注した。12月に完成予定だったが、先月、工期を3カ月延長した。

 とにかく職人が足りない。鉄筋コンクリートの建物を造るのに不可欠な、型枠大工や左官。工期半ばで別の工事現場に移る職人もおり、その都度、補充しなければならない。今月半ば、仲間の建設業者に頼み込んで新たに2人を確保したばかり。現場で働く型枠大工の川里敏男さん(51)は「人手が足りず、休むこともできない」と、疲れた表情で言った。

 工期延長で人件費がかさみ、1億2000万円の赤字になる見込みだという。

   ◇

 復興の遅れは、国がカネを出し渋っているからではない。むしろ、巨額の復興事業費を被災地に注いでいる。

 かつて土建業の全盛期があった。1998年度、福島県に入った公共事業費は6000億円。この年11月、当時の小渕政権がバブル崩壊後の景気対策として18兆円の緊急経済対策を決めた。当時は県内の建設会社約400社が従業員約1万6000人を抱えていた。

 だがその後、公共事業も従業員数も減り続け、2010年度は98年度の約3分の1に。ところが10年度末の東日本大震災以降、公共事業は9000億円規模に急膨張したが、従業員は増えない。

    ◇

 そしてアベノミクスが、被災地にも影を落としている。

 津波で市街地が大きな被害を受けた宮城県気仙沼市。今年上半期の市の復興事業で、入札で受注先が決まらなかった案件が約3割に上った。福島と同様、人手不足による人件費の上昇に加え、アベノミクスの導く円安でガソリンや建設資材が高騰している。市の予定価格ではもうけが全く出ないのだ。アベノミクスで潤う大都市部で建設需要が高まり、人も流れ出している。


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