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自民党政権綜合スレ

150チバQ:2012/12/20(木) 23:31:09
http://mainichi.jp/select/news/20121218ddm001010074000c.html
自民回帰:/上 参院選シフトで始動 民主の失敗、二の舞い危惧
毎日新聞 2012年12月18日 東京朝刊

 ◇「危機突破内閣」表明
 衆院選で294議席と圧勝した自民党は17日、早速、政権移行に向けて動き出した。党本部で記者会見に臨んだ安倍晋三総裁は、特別国会での首相指名を待たずに「危機突破内閣」のキャッチフレーズを披露し、再登板にかける意気込みを示した。一方、党役員人事では石破茂幹事長を留任させる考えを表明し、当面は手堅い政権運営に努める構えも見せる。来夏の参院選をにらみ、強気と慎重さが交錯する中、政権再交代劇が始まった。【坂口裕彦、念佛明奈】

 会見に先立ち、安倍氏ら幹部は党本部で協議し、25日に党役員人事を行ったうえで、26日に特別国会を召集、同日中に組閣する日程を確認した。その後の記者会見でいち早く石破氏の留任を発表したのは、衆院選を大勝に導いた「安倍−石破」体制を参院選まで維持する姿勢を明確にするためだ。高村正彦副総裁、河村建夫選対局長の留任も固まった。

 安倍氏が参院選を最優先するのは、09年衆院選で政権交代を果たした民主党が翌年の参院選で大敗し、政権の失速につながった轍(てつ)を踏みたくないからだ。安倍氏が首相に就任した翌07年の参院選で自民党が大敗し、体調不良で退陣に追い込まれた苦い記憶と重なる。

 6年前は側近議員を重用して「お友だち内閣」と皮肉られ、党内の結束の乱れが参院選の大敗につながった。石破氏については、衆院選前から金融政策などをめぐり安倍氏との距離もささやかれ、選挙後は安倍氏に近い菅義偉幹事長代行が幹事長に昇格するとの見方も出ていた。「鬼門」の参院選を乗り切るため「党内に不協和音が生じる前に早めに留任を発表した」(閣僚経験者)というわけだ。

 ◇麻生氏、財務相と兼務
 閣僚人事では盟友の麻生太郎元首相を副総理に起用し、財務相を兼務させる方針。菅氏の官房長官起用も検討している。内閣には信頼できる人物を配し、衆院選で訴えた金融緩和や経済対策の推進力としたい考え。政務担当の首相秘書官には、経済界とのパイプ役を期待し、今井尚哉資源エネルギー庁次長を充てる方向だ。

 安倍氏は「危機突破内閣の職責を担える人を厳選したい」と強調。お友だち内閣批判に神経質になっていることをうかがわせた。

 参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」を解消し、政権運営を安定させるのが当面の目標だが、それだけではない。公明党と合わせれば参院で否決された法案を再可決できる衆院の3分の2(320議席)を超えており、衆院選前の民主党政権とは状況が異なる。

 安倍氏が見据えるのはもう一つの「3分の2」。憲法改正の発議に必要な衆参それぞれでの3分の2以上の勢力確保だ。安倍氏は記者会見で改憲に意欲を示し「日本維新の会、みんなの党も基本的に同じ」と述べた。自民党と両党の議席を合わせれば衆院の3分の2を超える。「参院は3分の2の勢力にほど遠い」と参院選前は慎重に扱う考えも示したが、参院も同じ状況に持ち込むまでの「安全運転」とも受け取れる。

 改憲や集団的自衛権の行使容認など「安倍カラー」の政策に公明党は否定的で、山口那津男代表は「当面の課題でないことについては、あえて具体的に決めなくていいという配慮もある」とけん制。自民党内でも「本当は安倍カラーを出したいところだろう」との不安は消えない。


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