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自民党政権綜合スレ

14チバQ:2012/12/01(土) 19:28:55
http://mainichi.jp/select/news/20121119dde041010004000c.html
12年末・この国を選ぶ:浮かび消えた「最低でも県外移設」 期待、幻滅、やり場がない
毎日新聞 2012年11月19日 東京夕刊

 ◇「沖縄の我慢、限界」
 「最低でも県外移設に向けて行動を起こす」。前回衆院選直前の09年7月、民主党代表だった鳩山由紀夫氏は米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)についてそう発言し、米軍基地に苦悩する沖縄の人々に大きな期待を抱かせた。同県嘉手納(かでな)町の行政書士、福地義広さん(51)もその一人。その後の国の迷走ぶりに幻滅し、1カ月後に控えた衆院選の選択先を決めかねている。【福永方人】

 米軍の戦闘機やヘリが離着陸するたびに、ごう音が青空を切り裂く。「うるさいでしょ? 朝晩も平気で飛ぶからたまらない」

 米空軍嘉手納基地のある嘉手納町。福地さんは、基地が見渡せる知人宅の屋上でため息をついた。昨年4月、夜間から早朝までの米軍機飛行差し止めなどを求める嘉手納爆音訴訟団に加わり、副団長を務める。

 4年前までは那覇地裁の書記官だった。沖縄支部(沖縄市)にいた94年、同訴訟の1審判決があり、判決文を原告側の弁護士に手渡した。判決は米軍機の騒音による精神的被害を認定し、国に賠償金の支払いを命じたが、飛行差し止め請求は棄却した。「被害を認めながら差し止めないのはおかしい」と疑問を抱いた。

 在日米軍基地の74%が集中する沖縄。福地さんは95年の米兵による少女暴行事件に抗議する県民大会に参加するなどしているうちに「基地に囲まれた不条理を強く意識するようになった」。自民政権が続く限り状況は変わらないと感じていた時、鳩山氏の「最低でも県外」発言を聞いた。「度肝を抜かれましたよ。半信半疑だったが、明言するからには戦略があるはずだと思った」

 島に期待が広がり、福地さんも民主に1票を託した。沖縄の4選挙区で民主は大勝し、自民は全滅した。

 しかし、鳩山氏は早々に県外移設を断念。「ある」と言った腹案もなかった。福地さんは「謝ったって駄目だ。沖縄の県外移設への思いはもう止まらない」と語気を強める。かといって、自民党は「県外」を打ち出すそぶりさえ見せない。

 永田町が迷走を繰り返す間、地元の反対を押し切って米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが強行配備され、凶悪な米兵事件もなくならない。

 「ウチナーンチュ(沖縄の人)の我慢はもう限界を超えていますよ。政治が動かない限り基地問題は進展しませんが、政治への信頼は完全になくなりました。何を信じて投票すればいいのか」


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