したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

地方議会【会派】綜合スレ

305チバQ:2021/05/06(木) 08:00:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/9683b8b43a0e0bd0d0b26388093acbba02b8fec2
議会食堂、コロナで次々休業 特殊な立地・条件「バブルの名残」
5/2(日) 15:00配信
毎日新聞
3月末で休業した福岡県議会棟のレストラン=福岡市博多区で2021年3月31日午後1時19分、山口桂子撮影

 福岡市博多区の福岡県議会棟にあるレストランが3月末に閉店した。長引くコロナ禍で客が減少しただけではなく、議会棟という立地ならではの事情も事業継続を難しくさせたという。他の自治体にも取材を広げると、同様の事態が各地の「議会食堂」で起きていた。

【図解でおさらい】会食する際の注意点

 「ご来店ありがとうございました」。ランチタイムが終わった3月31日午後2時過ぎ、議会棟内のレストラン「まる玄」は、最後の客を送り出し、営業を終えた。1982年にオープンしたレストランは、業者の入れ替わりを経ながら運営を続けていたが、2008年に入居したまる玄の閉店で、初めて休業することに。県議会事務局が21年2月中旬から公募している後任の業者は決まっていない。

 レストランは80人超いる県議の福利厚生を目的に設置された。代々引き継がれた椅子やテーブルにはレトロ感が漂い、庭園を眺めながら食事もできる。一般でも利用できる他、議員同士の交流会や、海外からの訪問客のおもてなしなど、大口の懇親会にも重宝されてきた。

 しかし経営面では元々、弱点があった。年4回の定例会など議会が開会中かどうかに関わらず、平日は営業する必要があることだ。渡り廊下でつながる県庁内の食堂に比べれば、集客力も劣る。それでも交流会などで収益を生んできたが、新型コロナウイルスの感染拡大で激減したことが撤退につながった。県議会事務局の担当者は、「土・日曜が休みで、営業時間も昼間で短い。これまでに入った業者からは『店員の確保が難しい』という声が多くあった」と明かした。

 ◇弁当やキッチンカーに転換

 他の自治体でも休業が続く。東京都議会事務局は「福岡県議会さんと全く同じ状況で3月末で休業しました」。都議会棟のレストランは午後10時まで営業し、酒類も提供していたが、時短営業や休業を強いられた末に、7年間運営してきた業者が3月末で撤退。4月からは公募で集まった業者が弁当を販売している。都の担当者は「民間と違って都で赤字補塡(ほてん)するわけにもいかない。コロナ禍で飲食店が厳しい状況下で、条件が特殊な議会棟に誘致するのは難しい」と頭を抱える。

 千葉県議会棟でも、40年以上にわたって営業を続けていた事業者が18年度末に運営から退いた。19年度に入った事業者は、1年で経営継続を断念。食堂のスペースは現在、コロナ対応にあたる健康福祉部がオフィスとして活用している。対策として20年8月に議員駐車場にキッチンカーを誘致し、タイ料理や中華料理など日替わりで1日2店舗が食事を販売している。担当者は「キッチンカーは周辺からの利用客もあり、事業者側も場所が確保できて喜んでいる」と思わぬ効果を語るが「議会食堂では家賃となる使用料を全額免除していたが、経営は難しかったようだ」。再開のめどはたっていない。

 すべての「議会食堂」が窮地に立っているわけではなく、山口県議会の食堂は議員のほか県庁職員への庁舎内配食サービスを実施するなど工夫しながら続けられていた。ただ、秋田県議会棟の食堂は20年以上前に集客の難しさから経営が困難となり閉店するなど、議会棟単独での経営はもう少なくなっているのも事実だ。

 福岡県議会の議員も「バブルの名残のようなレストランで、注文すれば議員控室まで持ってきてもらえるのは忙しい会期中はとても便利だった」と振り返りつつ話す。「そもそも議会棟にまで必要なのかという考え方もある。コロナの影響で飲食店の維持が難しい中で、時代に合ったあり方を考え直してもいいのではないか」【山口桂子】


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板