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公安警察の「事業仕分け」を!

342とはずがたり:2021/06/15(火) 01:00:26
原付一種(50cc)が30km/h制限になっている理由
https://bike-lineage.org/etc/bike-trivia/gentuki-30km.html

そもそも原付免許(50ccまでの運転免許)がいつ誕生したのかというと1952年で

『第一種(50ccまで)許可』

という現在の原付一種に通ずる許可証が最初。30km/h規制もこの時に定められました。

そこから更に1955年に試験が必要な今の

『第一種原動機付自転車免許』

へと変更。これが原付免許の始まりになります。

話を戻すと、一方で51cc以上の免許区分はなかなか目まぐるしい変化を繰り返しており現在では

・大型自動二輪(排気量無制限)

・普通自動二輪(400ccまで)

・小型自動二輪(125ccまで)

と細かく区切られています。

これほどまでに細分化した理由はもちろん事故が増えたから。

しかしその中で原付一種だけはどれだけ環境や性能が変わろうと1955年からずっと

「1日で簡単に取れて簡単に乗れる」

という立ち位置だった。

70年代後半のゼロハンブーム(50ccで100km/h弱も出るバイクが急増)で若者の事故が増えようと、80年代のファミバイブームで主婦の事故が増えようと、まるで聖域かのように運転免許制度が大きく見直される事はなかった。

この理由は警察庁も原付一種がそれだけ多くの人の足として重宝されている(お財布的にも時間的にも)最も優しい公道を走れる機械装置だという事を理解しているから。原付一種を厳しくすると困る人、交通弱者が多く出ることを分かっているから厳格化しないんです。

しかし円滑と同時に交通事故を防ぐ”安全”も重要だから

「30km/hまでしか出しちゃ駄目だぞ」

という特例に近いルールを設けているというわけです・・・が

「せめて40km/hまで許してやれよ」

と思われている方も多いかと。

20km/hと30km/hはそうでもないですが30km/hと40km/hは雲泥の差がありますよね。痛いほど気持ちは分かるんですがこれにもちゃんと根拠があるんです。

「30km/hが事故の命運を分けるボーダーライン」

という根拠です。

バイクで最も多くまた最も危険な事故はクルマとの正面衝突なんです。

原付の危険性
どうして正面衝突が危険なのかといえば、速度がそのまま衝撃として自分に跳ね返ってくるから。

どうして正面衝突ばかり起きるのかといえば、クルマがバイクを見落としてしまうから。



それを考慮したうえで見てほしいのが下記の速度別危険認知度(事故直前に出していた速度)の統計。

危険認知速度の割合
30km/hを超えると死亡事故率が跳ね上がっているのが分かると思います。

まして原付は筆記受かっただけで放り出される上に、剥き出しで軽く小さいのでスピードを出すと非常に危険。

ちなみにこれは単独事故でも同様の結果が出ています。


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